好きな毛糸を無心で編んでいたら…… 理想のバケットハットが完成!「こういうの待ってた」「彼が褒めてくれた」

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2025年05月13日 21:03  ねとらぼ

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ねとらぼ

好きな毛糸を無心で編んでいたら……

 好きな毛糸で編めるフリフリのバケットハットがYouTubeで紹介されました。動画は、記事執筆時点で3万回以上再生されています。


【画像】完成したバケットハット


 動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「もちだあかり mochida akari」のもちださん。編み物の知識や編み方などを分かりやすく解説しており、以前には冬の定番アイテムであるフライトキャップの編み方を紹介してくれました。


●用意するものと手順


 今回は、フリフリがかわいいバケットハットの作り方。好きな毛糸を使い、好みのサイズに編むことができるそうです。


 使用した糸はキャンドゥの「毎日ひつじくん」(ごしょう産業)100グラムですが、並太くらいの糸であれば同じような雰囲気に仕上がるとのこと。この他、かぎ針7号(4.0ミリ)、ハサミ、とじ針、マーカーを使います。


 編んでいく順番は、トップ(頭のてっぺんの部分)→クラウン(頭の周りの部分)→ブリム(フリフリの部分)→あごひもです。


●サイズ調整の仕方


 頭の周りのサイズを測り、3.14で割ったサイズがトップの直径になります。


●トップ1段目を編みます


 最初に輪の作り目をします。次に立ち上がりの鎖2目を編み(目の数に数えない)、長編みを1目編んだらマーカーを付け、長編みを11目編みました(計12目になります)。最後の目にもマーカーを付け、真ん中の輪をしっかり引き締めて最初の目(マーカーが付いている目)に引き抜き編みをしたら1段目が終了です。


●トップ2〜3段目を編みます


 2段目を編みます。鎖2目で立ち上がり(目の数に数えない)、立ち上がりの鎖編みの根元に長編みを1目編んでマーカーを付け、同じ場所に針を入れてもう1度長編みを編みました。これが「長編み2目編み入れる」になるので、あと11回繰り返し(計12回になります)、最初の目に引き抜き編みをします(以下、マーカーを移動させながら編んでいきます)。


 3段目は鎖2目で立ち上がり(目の数に数えない)、「長編み1目→長編み2目編み入れる」を12回繰り返し、最初の目に引き抜き編みをしました。


●トップ4〜5段目を編みます


 4段目は鎖2目で立ち上がり(目の数に数えない)、「長編み1目→長編み2目編み入れる→長編み1目」を12回繰り返し、最初の目に引き抜き編みをします。


 5段目も鎖2目で立ち上がり(目の数に数えない)、「長編み3目→長編み2目編み入れる」を12回繰り返し、最初の目に引き抜き編みをしました。


●トップ6段目以降の編み方


 6段目以降は、希望の直径になるまで編んでいきます(もう1段編んだら大きくなりすぎそうなときのアレンジは22:46〜、毛糸をつなぐ方法は24:12〜で解説しています)。


 7段目まで編んで直径が約18センチになったのでトップは完成です。


●クラウンを編みます


 続いてクラウン1段目を編みます。鎖2目で立ち上がり(目の数に数えない)、全ての目に1目ずつ長編みを編み、最初の目に引き抜き編みをしました。


 2段目以降は途中で試着しながら好きな大きさになるまでクラウンを編んでいきます(7段目まで編んでいます)。


●ブリムを編みます


 ブリム1段目は鎖2目で立ち上がり(目の数に数えない)、「長編み1目→長編み2目編み入れる」を段の終わりまで繰り返して最初の目に引き抜き編みをしました。


 2段目も1段目と同じ編み方で編んでいきます。2段目を編み終わるころにはフリフリとした感じになりますが、もっとボリュームを出したい場合は1段目の編み方をさらに繰り返して目の数を増やします(使っている毛糸の太さや編んでいるときの力加減によって変わってくるそうです)。


 フリフリのボリュームがちょうどいい場合は目の数を増やさない編み方に切り替え、鎖2目で立ち上がり(目の数に数えない)、全ての目に1目ずつ長編みを編んで最初の目に引き抜き編みをしました。


 4段目以降は好きな長さになるまで3段目と同じ編み方で編んでいきます(4段目まで編んでいます)。最終段では最後の引き抜き編みをせず、10〜15センチのところで糸を切ってとじ針を使って閉じ、裏面で糸始末をしました。毛糸をつないだところや編み始めのところの糸端も糸始末をしたら本体の完成です。


●あごひもを編みます


 あごひもを編みます。最初の結び目を作り、好きな長さまで鎖編みを編みました(きつくなりすぎないよう、ゆったりめに編むといいそうです)。


 あごひもは2本編むので、何回編んだかメモしておくのがおすすめとのこと。70目編み、最後の鎖編みにマーカーを付けました。


 あごひも1段目を編みます。鎖2目で立ち上がり(目の数に数えない)、先ほどマーカーを付けた鎖編みの裏山か鎖編みの半目に長編みを編みました。端まで編めたら最後の部分が緩まないように鎖編みを1目編み、糸を20センチくらい引き出してから切り、最後の鎖編みが小さくなるように糸端を引っ張っておきます。


 20センチ残してあった糸をとじ針に通し、帽子の裏側に縫い付けました(クラウンの最後の段あたりに縫い付けるといいそうです)。あごひもを2本縫い付け、糸始末をしたら完成です(あごひもの部分がカールしてしまう場合は、スチームアイロンなどでスチームを当てて形を整えるといいそうです)。


 完成したバケットハットは、素材を変えたら1年中活躍しそう。さまざまなサイズに対応できるのもうれしいですね。


 コメント欄では「可愛い〜」「こういう帽子待っていました」「サムネを見た瞬間からワクワク」「この夏のために絶対編みます」「彼が『めちゃくちゃかわいい』と褒めてくれました」といった声が寄せられています。


 もちださんは、この他にもさまざまな編み物をYouTubeチャンネル「もちだあかり mochida akari」やWebサイトで公開中。一部の作品は、無料で編み図をダウンロードできます。


動画提供:YouTubeチャンネル「もちだあかり mochida akari」



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