
俳優の中山優馬さんが主演を務める舞台『あゝ同期の桜』の製作発表が行われ、中山さんとともに、企画・演出・出演を務める錦織一清さん、今年3月に純烈を卒業した岩永洋昭さんらが登壇しました。
【写真を見る】【中山優馬】先輩・錦織一清から「正解だな」のラブコール 「ニッキさんのもとで奮闘したい」
本作は、榎本滋民さん原作。家族や故郷、国のために命を投げ出した特攻隊員たちの青春群像劇で、終戦80年を記念して上演されます。
主演の中山さんは、 “「ニッキさんの演出を一度体験したい」と何年も思っていました。こういうお話をいただけて楽しみで仕方がないという思いと、題材の重厚さが一筋縄ではいかないこの作品なので、自分にとっての大きな挑戦にもなると思うけど、苦しみながら楽しみながら、ニッキさんのもとで奮闘したい” と意気込みました。
演出の錦織さんは「主演を中山優馬に」と熱望していたそうで、 “優馬とは滝沢(秀明)君の舞台で共演したのが初めて。8年くらい前に『あゝ同期の桜』を最初に上演させていただいた後に、稽古場で短髪の中山優馬に久しぶりに会った。その顔を観た時に、ビビッときて、「こういうことだったのか!!」「出てくれないかな」って、精悍さとか凛々しさを感じた” と回顧。続けて、 “帝国劇場でお芝居をやってから(芝居は)観ていなかったけど、お芝居も骨太になって楽しさも倍増した。直感で「役をやってもらいたい」だったのが、久しぶりに会ってセリフを言ってもらって「心からやってもらいたいになった」” と、中山さんの魅力を語りました。
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そんな錦織さんの言葉を聞いた中山さんは “とてもうれしく思いますし、今ここで実現していることが嬉しい。短髪であった時のことを僕も覚えていて、大先輩の錦織さんと会った時に、一言目で「正解だな」って言われたのを覚えている。その時は何が正解だったか分からなかったけど、後からこのお話を聞いて実現しているのが嬉しい ” と笑顔を見せました。
まだ、短髪にはなっていない中山さんですが、錦織さんは “今はドラマの最中で切っていないだけ。後、2〜3日で終わるのですぐ剃ってもらいたい” とリクエストすると、中山さんは “だいぶ早いですね。2〜3回剃らないといけない” と苦笑いをしていました。