JA全中の山野徹会長(中央右)から要請を受け取る赤沢亮正経済再生担当相(同左)=15日午後、東京都千代田区 全国農業協同組合中央会(JA全中)は15日、日米の関税交渉を担当する赤沢亮正経済再生担当相と内閣府で面会し、農畜産物の分野で「日米貿易協定の内容を超える譲歩は一切行わない」ことを要請した。赤沢氏は「農業生産者が、安心して再生産に臨めるような環境をつくることが、政府・与党の極めて重要な責務だ」と応じた。
JA全中の山野徹会長は面会後、記者団の取材に応じ、「しっかりと毅然(きぜん)とした対応で交渉するという言葉をいただいた」と手応えを語った。

JA全中の山野徹会長(写真左)と赤沢亮正経済再生担当相