この人も出てたのか! 覚えてる?『ミッション:インポッシブル』に登場したオスカー俳優から往年の大御所、名バイプレーヤーたち

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2025年05月15日 19:11  クランクイン!

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映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』場面写真 (C)2025 PARAMOUNT PICTURES.
 トム・クルーズが主演する最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』の先行上映が、5月17日よりスタートする。先日、ワールドツアーの記念すべき1ヵ国目として、豪華キャスト陣及びクリストファー・マッカリー監督が来日を果たし、『トップガン マーヴェリック』以来3年ぶりのトム・クルーズ一行によるジャパンプレミアが盛況を呈した。29年という軌跡を駆け抜けてきた本シリーズには、思わず「あの人もでていたの!?」と驚いてしまうような、オスカー俳優から往年の大御所まで名だたる名優たちが勢ぞろい。今回、そんな『M:I』シリーズを彩ってきた豪華キャスト陣をプレイバック!

【写真】懐かしのキャストも シリーズ1作目から振り返る『ミッション:インポッシブル』キャスト<フォトギャラリー>

■オスカー俳優にフランスの名優も登場した第1作

 記念すべき1作目『ミッション:インポッシブル』(1996)には、まだまだ若手のイーサンらを率いるIMFのチームリーダー、ジム役としてオスカー俳優の大御所ジョン・ヴォイト(『帰郷』、『トゥームレイダー』)が登場。チームの頼れる司令塔として活躍しながらも、物語のキーマンとしての役割も果たしており、ストーリーに厚みを加えている。

 また、中盤、イーサンがCIA本部に潜入するミッションを遂行するために、裏社会で有名な一流ハッカーと敏腕パイロットの力を借りることとなる。そこでシリーズ皆勤賞のヴィング・レイムス演じるルーサーと共に登場したのが、クリーガー役のフランス人俳優ジャン・レノ(『レオン』、「ピンクパンサー」シリーズ)だ。かの有名なワイヤー宙吊りアクションのさなか、天井裏からイーサンを1人で支えていたのはこの男であり、まさに縁の“上”の力持ちである。

■2作目&3作目に登場した大御所俳優 サイモン・ペッグも初登場

 シリーズ歴代最高興収を記録した2作目『ミッション:インポッシブル2』(2000)では、イーサンの上司スワンベック役としてオスカー俳優のアンソニー・ホプキンス(『羊たちの沈黙』、『ファーザー』)が登場。イーサンに新たなミッションの概要を伝える重要な役回りを果たしている。さらに、自社の利益を第一優先と考え、ウイルスの闇取引に加担する製薬会社の社長マックロイ役はブレンダン・グリーソン(『ハリー・ポッター』シリーズ、『イニシェリン島の精霊』)が演じている。

 3作目『ミッション:インポッシブル3』(2006)では、冷酷なブラックマーケットの商人デイヴィアン役をまたまたオスカー俳優のフィリップ・シーモア・ホフマン(『カポーティ』、『ザ・マスター』)が演じている。作品冒頭より披露されるイーサンへの鬼気迫る尋問シーンは鳥肌ものだ。

 なお、今作では謎の兵器「ラビットフット」を巡って戦いが繰り広げられるが、シリーズを通していまだ全容が明かされていないこのキーアイテムは、最新作でも登場する。果たしてどのように物語に絡んでくるのか注目だ。

 また、IMFの局長ブラッセルを演じるのが名バイプレーヤーのローレンス・フィッシュバーン(「マトリックス」シリーズ、「ジョン・ウィック」シリーズ)。無断で作戦を実行するイーサンに対して懐疑的な反応を示し、衝突する場面も多々見られるが、彼のスキルをかっている数少ない理解者でもある。さらに、今ではお馴染みのサイモン・ペッグ演じるベンジーが登場するのも本作からで、物語の終盤、まるで迷路のような上海の市街地を走り抜けるイーサンを遠隔でナビゲートし、サポーターとしての力を発揮。この頃の掛け合いからすでにイーサンとツーカーの仲となる片鱗がみえている。

■「アベンジャーズ」や「007」の人気俳優も

 4作目『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011)では、IMFの分析官ブラント役としてジェレミー・レナー(『ハートロッカー』、「アベンジャーズ」シリーズ)が登場。何の変哲もない分析官と思いきや、イーサンにも負けず劣らずの格闘スキルを持ち、誰にも明かしていないある秘密を抱えている。そんな彼らの前に立ちはだかる殺し屋サビーヌ・モロー役をレア・セドゥ(『アデル、ブルーは熱い色』、「007」シリーズ)が演じる。冷徹な彼女に対し、世界最高層の建築物であるブルジュ・ハリファの中で行われる、核兵器の制御コードを巡っての駆け引きは手に汗握る名シーンとなっている。

■ベテランから若手まで続々

 5作目『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015)では、謎の犯罪組織「シンジゲート」が台頭。本組織のボスであり、各国の元スパイで構成された「ならずもの国家/ローグ・ネイション」を束ねるソロモン・レーンを演じるのがショーン・ハリス(『プロメテウス』、『アウトサイダーズ』)だ。また、「シンジゲート」の構成員でありながらもイーサンを手助けする謎の美女・イルサ役をレベッカ・ファーガソン(『グレイテスト・ショーマン』、『DUNE/デューン 砂の惑星』シリーズ)が演じる。イーサンに肩を並べる頭脳と身体能力を持つ彼女は、のちにMI6の諜報員と判明し、イーサンとは特別な繋がりをみせていく。

 6作目『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018)では、敏腕エージェントのオーガスト・ウォーカー役としてヘンリー・カヴィル(『マン・オブ・スティール』、『ARGYLLE/アーガイル』)が参加。イーサンと共通のミッションを遂行するために活動するウォーカーだがどこか裏がありそうな役柄だ。

 さらに、物語のキーマンとなる武器仲買人ホワイト・ウィドウ役をヴァネッサ・カービー(『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』、『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』)が演じる。武器のディーラーでありながらも、どこか妖艶でミステリアスな雰囲気を漂わす彼女に、かのイーサンも翻弄されていく。

■前作登場キャラの最新作での活躍にも注目!

 7作目『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』(2023)では、イーサンを追うCIA職員、ブリッグス役をシェー・ウィガム(『ワイルド・スピード』シリーズ、『キングコング:髑髏島の巨神』)が演じる。イーサンに振り回されながらも、正義のために奔走するエージェントの姿を好演している。また、イーサンと過去に因縁のあった男ガブリエル役で、イーサイ・モラレス(『NYPDブルー』、『オザークへようこそ』)が登場。最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』でイーサンとどう決着をつけるのかも気になるところ。

 なお、本作で初登場を果たしたキャラクターは最新作でも大いなる活躍が期待されており、先日のジャパンプレミアでの来日が記憶に新しい、新ヒロイン、グレース役のヘイリー・アトウェル、ブリッグスの部下ドガ役のグレッグ・ターザン・デイヴィス、謎多き刺客パリス役のポム・クレメンティエフのさらなる活躍にも注目だ。

 映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は、5月23日より全国公開。5月17日より先行上映開始。
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