
名古屋鉄道は、新型車両となる500系電車を2026年度から導入する。
豊田線・犬山線と名古屋市交通局鶴舞線との相互直通運転区間に投入する。名古屋本線などで運行されている最新通勤車両9500系と同等の性能を備えた上で、名古屋市交通局鶴舞線との相互直通運転に対応した車両長20メートルで4扉の最新通勤車両。現行の100系電車の後継となる。はじめは6両1編成を導入し、順次新造する予定。
外観は赤(スカーレットレッド)と黒を基調に、「名鉄×WAO!」ロゴで使用されている青を追加したデザインとした。SiCを使用したVVVFインバータ制御装置を用いることで現行の100系電車と比べ消費電力を35%削減した。車内には4ヶ国語対応の車内案内表示器やリアルタイムに映像を確認できる防犯カメラを導入するほか、全車両に車椅子スペースと優先席を設置する。