南海電鉄「サザン」一部列車運休、全車両自由席の特急を代替運行へ

南海電鉄は15日、特急「サザン」の一部列車を5月17日から当面運休すると発表した。運休する「サザン」の代替として、全車両自由席の特急(6両編成)が運行される。


特急「サザン」で使用する座席指定車両の空調機器や客室灯へ電気を供給する電源装置に不具合が発生。修理を行うための措置となる。運休の対象となる列車は、平日・土休日ともに難波駅9時45分発の下り「サザン11号」、同駅12時20分発の下り「サザン21号」、和歌山市駅11時0分発の上り「サザン22号」、同駅13時30分発の上り「サザン32号」の計4本(上下各2本)。ただし、6月7・8・14・15・21・22日は運休しない。



運休する「サザン」の代替として運行する特急は全車両自由席のため、乗車券のみで利用可能(特急券や座席指定券は不要)。すでに発売済みの座席指定券については、手数料なしで払い戻しを行うとしている。（佐々木康弘）