舞台『ブルーロック』4th STAGEゲネプロ後取材会に出席した(左から)佐藤信長、猪野広樹、竹中凌平、草地稜之(C)金城宗幸・ノ村優介・講談社/舞台『ブルーロック』4th STAGE製作委員会 舞台『ブルーロック』4th STAGEが15日、東京・THEATER MILANO-Zaにて開幕した。これに先立ち、俳優の竹中凌平、草地稜之、佐藤信長、猪野広樹がゲネプロ後取材会に登壇。本作への意気込みを語った。
【写真】ついに開幕!舞台『ブルーロック』4th STAGEゲネプロの模様 本作では、潔世一役を竹中、糸師凛役を草地、蜂楽廻役を佐藤、糸師冴役を猪野が演じる。前作に引き続き潔として座組を率いる竹中は、初日を迎えた気持ちを聞かれると「限られた日数の稽古の中で、やれるだけのことはやってきました。あとはそれをお客様に届けるだけです」と力強く口にする。
今作で大きなキーワードとなる「挑戦的集中」の「FLOW」の経験はあるかと質問されると佐藤は「長い試合時間の中で、出ハケや段取りなどさまざまなことが体に染み付いて意識せずにできるようになったと感じたころに、そう(FLOW)だと言えるような瞬間がありました」、草地は「実は部活をやっていたころに、そういう体験をしたことがあるんです。周りの全てがスローに見えて自分が無敵になったように思えて。『ブルーロック』でFLOWを知って、これか!と思いました」と告白。猪野は稽古期間中に士道龍聖役の松田岳が「FLOW」に入った瞬間を目撃したことを明かした。
その中で竹中は「僕自身はまだその感覚はないのですが、挑戦的集中という感覚は役者にとっても大事だと思います。ノブ(佐藤)が言っていたように、段取りなどを考えすぎずに挑戦することが大事なんだな、と」と、役者としての生き方にも通じると語る。
最後に竹中は「U-20日本代表戦は、原作でもとてもおもしろくて大好きな話です。舞台でお届けできるのがうれしいです。今回は応援グッズもあるので、観劇+観戦の気持ちで観ていただけたらと思っております」と呼びかけた。
公演は、25日まで東京・THEATER MILANO-Za、30日〜6月1日に大阪・東大阪市文化創造館Dream House大ホールにて上演される。