「みなさんの心に届く映画ができたと思いますので、ぜひご覧いただけたら嬉しいです。映画館でお待ちしています!」
5月15日、映画『かくかくしかじか』の公式インスタグラムに投稿された動画でこう呼びかけたのは、同作で主演を務める永野芽郁(25)だ。
16日に行われる同作の初日舞台挨拶は、4月24日発売の「週刊文春」で田中圭(40)との“不倫疑惑”が報じられて以降、永野にとって初の公の場。ところが、当日はマスコミが締め出され、一般のチケット購入者のみに参加が限られるという異例の措置が取られた。
「『週刊文春』による報道後、永野さんの事務所は一貫して不倫関係を否定しており、本人も4月28日放送のラジオ番組冒頭で『誤解を招くような軽率な行動をした』と釈明するにとどまっています。ただ、同誌では2週にわたって、田中さんと永野さんの“手繋ぎ写真”や、親密な関係を裏づけるようなLINEのやり取りが掲載されており、ネットでは“動かぬ証拠”について説明を求める声がやみません。
こうした状況下でマスコミが入る場合、運営側が作品に関係のない質問は控えるよう要請することは珍しくありませんが、完全に制御できるとは限りません。報道に関する質問が飛ぶリスクをゼロにするために、今回の措置を取ったのではないでしょうか」(芸能関係者、以下同)
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スキャンダルに見舞われ、異例の舞台挨拶を余儀なくされながらも、どうにか主演映画の公開に漕ぎつけた永野。ただ、報道の余波が今後、永野の待機作品に及ぶ可能性もあるという。
「永野さんは’26年のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の出演が決定しており、仲野太賀さん(32)演じる主人公・豊臣秀長(小一郎) の幼なじみ、直(なお)を演じます。3番手の役柄という重要な位置付けです。
永野さんサイドは疑惑を否定しているため、NHKは現時点で静観の構え。ただ、大河ドラマはファンが多く、SNSでは永野さんが出演することに否定的な声も出ているほか、さらなる疑惑の続報が打たれ、騒動がより波紋を広げることも考えられます。いずれにせよ、永野さんの出方次第では、NHKが降板も含めて協議の場を設ける可能性は否定できません」
近年、不倫騒動で大河ドラマ降板を余儀なくされた女優といえば、斉藤由貴(58)だ。奇しくも『かくかくしかじか』に特別出演しており、「女将」役として永野と共演する。
「斉藤さんは’17年8月に『週刊文春』で医師との“W不倫疑惑”が報じられ、直後に開いた記者会見で疑惑を否定。ところが、同年9月に『FLASH』で当該医師との“キス写真”が掲載され、斉藤さんは一転、報道関係者に向けて《(記者会見で)本当のことを話していなかった》と事実上不倫を認める旨のFAXを送付しました。
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そして、同月中にNHKは斉藤さんが翌年に出演を予定していた大河ドラマ『西郷(せご)どん』の降板を発表。斉藤さん側から辞退の申し出があったといいます。結局、南野陽子さん(57)が代役を務めることになりました。同作は7月にクランクインしていたものの、斉藤さんの撮影開始は11月だったそうで、スケジュールへの影響は少なかったようです。
さらに、斉藤さんは2社のCMも降板。以降、正式に芸能活動を自粛したわけではありませんでしたが、’18年4月に放送されたドラマ『黒井戸殺し』(フジテレビ系)の出演をもって事実上の“復帰”を果たしました。その後は、数々の話題作に引っ張りだこなので、スキャンダルがあったとしても女優としての評価さえあれば、一度休んだとしても復帰はできると思いますが……」
6月に迫る来年の大河ドラマのクランクイン。“デッドライン”までに永野がくだす決断は――。
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