2025年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) 2025年F1エミリア・ロマーニャGPの金曜、レーシングブルズのアイザック・ハジャーはフリー走行1=19番手/フリー走行2=7番手、リアム・ローソンはフリー走行1=15番手/フリー走行2=15番手だった。
ハジャーは、FP2で7番手タイムを出した後、セッション残り約7分というところで、ターン3出口でマシンのコントロールを失い、アウト側のランオフエリアに飛び出し、タイヤバリアに横から衝突した。ハジャーにけがはなく、コースに復帰しようとしたが、リヤタイヤが砂利に埋まり、動けなくなり、その場でマシンから降りるしかなくなった。このインシデントにより、セッションは赤旗中断となった。
レーシングブルズは、今回、アップデートコンポーネントとして、フロアボディとコーク/エンジンカバーの変更を申告している。
■アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・フォーミュラ1チーム)フリー走行1=19番手(1分17秒641/19周)/フリー走行2=7番手(1分15秒792/22周)
「全体的に良い一日であり、マシンの中での感触には満足している。今回イモラにアップデートを持ち込んだが、大きなものではなかったため、まるで新車のように感じるということはなかった。マシンの特性は変わっていないので、変更に対して適応し直す必要も特になかった」
「午後のセッションについては、運が悪い終わり方になってしまったと思う。ターン3の出口でマシンのコントロールを失った。すぐに動き出すことができたけれど、ホイール2本が芝生の上に出た後、またコントロールを失った」
「走行を最後まで終えられなかったのは残念だ。明日の予選は接戦になるだろうからね。ここは小さなサーキットで、誰もがかなりよく知っている場所のひとつなので、明日は間違いなく競争が激しくなると予想している。ここではオーバーテイクがかなり難しいから、明日、最大限の結果を出すことが重要になる」
■リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・フォーミュラ1チーム)フリー走行1=15番手(1分17秒286/22周)/フリー走行2=15番手(1分16秒255/22周)
「FP1は悪くはなかった。作業すべき点があることは分かっていたので、FP2ではマシンについての良い理解を得るために、2台で異なる方向に進めて、いくつかのことを試した。そのプランをしっかり達成することができたので、その点はポジティブだったと思う」
「明日は、これを実際に生かしていくつもりだ。Q3進出を目指しているけれど、現時点で自分たちのパフォーマンスがどの程度になるかを判断するのは難しい。皆がパフォーマンスを向上させている段階にあり、チームメイトの方では大きな進歩があったので、明日には自分たちも同じことができ、さらにその一歩先へ進めることができればと思っている」
「ソフトタイヤは問題なかったよ。今のところ、特に不満はない。明日はより重要な一日になる。これまでのところ順調に進んでいるよ」
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[オートスポーツweb 2025年05月17日]