ジャイアンツのフローレスが3本塁打&8打点の固め打ち 鈴木誠也を一気に抜き去り、打点リーグトップに急浮上
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2025年05月17日 15:16 ベースボールキング

3本塁打、8打点を記録したジャイアンツのウィルマー・フローレス(写真=GettyImages)○ ジャイアンツ 9−1 アスレチックス ●
<現地時間5月16日 オラクル・パーク>
サンフランシスコ・ジャイアンツがアスレチックスとの本拠地3連戦を先勝。ウィルマー・フローレス内野手(33)が3本塁打、8打点の大活躍を収めた。
ジャイアンツはスコアレスで迎えた3回裏、アスレチックス先発の左腕シアーズから無死満塁とチャンスを作ると、2番フローレスが10球粘った末に甘く入ったフォーシームを振り抜き、左翼スタンド最前列へ8号グランドスラム。この一打で今季37打点目を記録し、ナショナル・リーグ単独トップに立っていた鈴木誠也(カブス)に肩を並べた。
さらに6回裏、一死一、二塁と再び好機で第4打席を迎えたフローレスは、3番手右腕オタニェスのフォーシームを捉え、またしても左翼スタンド最前列へ9号3ラン。8回裏の第5打席でも5番手右腕マルドナドのフォーシームを左翼スタンドへ運び、2打席連発の10号ソロでダメ押しの追加点を挙げた。
MLB13年目にして初の1試合3本塁打を達成したフローレスは、ここまで44試合で打率.266、10本塁打、41打点、OPS.786を記録。一夜にしてナ・リーグ打点部門の単独トップ、MLB全体でもアーロン・ジャッジ(ヤンキース)に並ぶ1位タイに急浮上している。
フローレスによる手厚い援護を受けたエース右腕ローガン・ウェブは8回107球の熱投で1失点に抑え、今季5勝目をマーク。昨季までサンフランシスコのベイエリア、オークランドに本拠地を構えていたアスレチックスとの‟ベイブリッジ・シリーズ”初戦を制し、ナショナル・リーグ西地区の3位ながら首位ドジャースまで3ゲーム差としている。
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