土曜キャンセルを「ポジティブに考える」牧野任祐。初優勝から1年、自信とともにワンデー決戦へ

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2025年05月17日 18:00  AUTOSPORT web

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牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) 2025スーパーフォーミュラ第5戦オートポリス
 天候不良の影響で、予選が日曜日の朝に順延となった2025全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦オートポリス。各陣営とも、明日の午前に“ぶっつけ本番”の予選に臨むこととなる。

 そんななか、昨年のオートポリス大会で涙の初優勝を飾り、今季もここまで2勝を挙げている牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は、今回のスケジュールをある意味ポジティブに捉えて、日曜のセッションに照準を定めていた。

 本来なら、今日は90分のフリー走行と、公式予選が行われる予定だったが、朝から強い雨と濃い霧に覆われる天候が続き、1日を通して走行が叶わなかった。

 実質のワンデー勝負になることについて牧野に聞くと、改めて天気予報のアプリで明日の天候を確認しながら、こう答えた。

「この感じだと(午前中の予選は)ドライだと思うんですけど、いずれにせよウエットでやるよりはドライでやる方が良いかなと思っていたので、そういう意味では今日(セッションが)なくなってしまって残念ですけど、そこはポジティブに考えて、ドライでできるということが良いというふうに捉えています」

 予選に関しては40分間の計時方式になるため、セットアップの確認などは非常に時間が限られているほか、実際にドライコンディションになる保証もないため、あらゆることを想定する必要がありそう。

 その辺に関しては「基本的に、みんなニュータイヤを入れてアタックをやってくると思います。セットに関しては持ち込み勝負で、大きく変えることはできないかなと。ただ、昨年のオートポリスもそうでしたし、今年の流れを見ても、ベースは僕たちはそこまで大きく外れたところにはいないと思っています」と牧野。

「実際にどうなるか分からないですけど、自信を持ってやりたいですし、逆に土曜日が(天候不良で)流れたというのをポジティブに捉えていければなと思っています」と、予選が明日に順延されたことについては前向きな姿勢だった。

 今回が実質的な前半戦の締めくくりということで、少しでも良いかたちで後半戦に繋げたいところ。「チャンピオンシップもあるので今回も落とせないですし、今までずっと1大会2レースが続いていたなか、今回は1レースだけなので、そこも含めて良いレースができたらなと思います」と牧野は意気込んでいた。

[オートスポーツweb 2025年05月17日]

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