ペットショップで売っていたエサ用のマウスを飼育したら……。劇的に運命が変わったマウスの動画がYouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で続編と合わせると合計165万回以上再生され、あわせて2万3000件を超える高評価を獲得しています。
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「エマスちゃんねる/EMAS CHANNEL」を運営するもりぽこさん。生き物の素晴らしさを発信しており、以前は釣り人が捨てたフグを保護して飼育する様子が話題となりました。
●エサになるはずだったマウスを飼育することに
ペットショップの店先にいたのは、たくさんのハツカネズミ。この子たちは、飼育されているヘビや猛きん類のエサ用として売られているもので、数日以内にはほとんどが食べられてしまう運命とのこと。今回は、その中から1匹を購入し、家で飼育することにしました。
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ハツカネズミはあまり大きくならない種類のネズミで、寿命は短く2年生きられればいい方なのだとか。ハツカネズミという名前の由来の一説には、「20日ほどで赤ちゃんを生むほど繁殖力が高いこと」があり、短命な分たくさんの子どもを生んで種をつないでいくのだそうです(※名前の由来については諸説あります)。
ハツカネズミはヘビや肉食系の鳥のエサとして用いられることが多く、それだけ聞くと「かわいそう」にも思えますが、自然界では普通のことであり、自身も牛や豚や鶏の肉を食べるのと同じで、否定するつもりはないともりぽこさんは言います。
たまたまもりぽこさんに選んでもらったおかげで、エサにならない生き方にルートが変わったマウスくんは、立派なケージを与えられ、おやつを食べたり回し車で遊んだり……。パネルヒーターのついた暖かな場所で幸せそうに眠る顔を見ると、“運命って分からないものだな”と思ってしまいます。
ところが、マウスくんの幸運はこれだけでは終わらなかったのです。
●名前をもらい、お嫁さんまでやって来た
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1本目の動画でマウスくんの名前を募集したところ、圧倒的多数の意見で、ペットショップから帰る車の中でお世話になったおもちゃの名前と同じ「ジョージ」に決定しました。
ジョージくんは元気に暮らしてはいるものの、短命な種類の上に購入時の年齢も不明で、いつまで生きられるか分かりません。異性を知らずに一生を終えるのはかわいそうだと思ったもりぽこさんはなんと、メスのハツカネズミも1匹飼育することにしたのです。
相性があるので、喧嘩したらすぐに引き離せるように慎重に様子を見ていると、ジョージくんはひとまわり小さいメスのマウスにアピールしたりクンクンしたりと忙しそうです。夜には一緒のハウスでくっついて眠っていたので、どうやら2匹の仲は問題なさそうですね。
次の日からも一緒にごはんを食べ、おやつをもらい、ケージもキレイに掃除してもらって快適に暮らし始めた2匹。いつか赤ちゃんマウスの姿を見ることができるのでしょうか? 気になる人は、今後の動画を「エマスちゃんねる/EMAS CHANNEL」にてチェックしてみてはいかがでしょう。現在、動画のコメント欄ではお嫁さんの名前募集もしています。
●超ラッキーなマウスに「幸せに暮らしておくれ」の声
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動画には「スーパーラッキーなネズミだな。幸せに暮らしておくれ」「そうだよね、いっぱい食べて寝て遊んで、幸せな人生があっても良いよね!」「癒された。貴方の優しさに感謝する。ネズミさん寿命短いけど幸せに。」「寝顔天使かよ! 癒される」「優しい人に見つけられてよかったね」「可愛すぎて言葉失った」「ニヤニヤから一気に爆笑」「すごいシンデレラストーリー」などの声が寄せられています。
生き物やアクアリウムの動画・情報は「エマスちゃんねる / EMAS CHANNEL」のほか、Instagram(@emas_channel)とX(@emas_channel)でも発信しています。
画像提供:エマスちゃんねる/EMAS CHANNEL
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