2025年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP ランス・ストロール(アストンマーティン) 2025年F1第7戦エミリア・ロマーニャGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが金曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはカルロス・サインツ(ウイリアムズ)、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)だ。
■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)予選 10番手(Q1=7番手1分15秒937:ソフトタイヤ/Q2=8番手1分18秒505:ソフトタイヤ/Q3=10番手1分15秒787)
「今日はまたQ3に進むことができて嬉しい。でもトラフィックのマネージメントのせいでアウトラップを妥協することになったので、あのセッションの最後のランを最大限に活かすことができなかったことには満足していない。だから、いろいろなことを考慮すると、僕たちは実力を発揮しきれなかったと思う。そんなわけで、こうした細かい点はチームとして解決しなければならないし、僕らのパッケージには間違いなくポテンシャルがある。マイアミを終えて、ここではマシンのフィーリングが全般的にいいからね」
「Q1、Q2はうまくいったけど、Q3では最後のランがうまくいかなかった。ほぼ最後にピットレーンを出たことは、アウトラップでタイヤ(を機能させること)の役には立たなかったので、チーム一丸となって学び、次回はもっといい走りができるようにしたい」
「明日は前にいるマシンに戦いを挑む。戦略は興味深いだろうし、グリッドのあちこちで様々なものになる可能性がある。今夜作戦を練り、僕たちに何ができるかを見極める。10番グリッドから争うので、目標はチェッカーフラッグまでにポイントを獲得することだ」
■アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・フォーミュラ1チーム)予選 9番手(Q1=13番手1分16秒253:ソフトタイヤ/Q2=9番手1分15秒510:ソフトタイヤ/Q3=9番手1分15秒746:ソフトタイヤ)
「予選の最後のラップを走るまでは、良い一日だった。最後のラップのターン3でなぜマシンのコントロールを失ったのか分からない。それほど大きく縁石に乗ったわけではないんだ。最後のプッシュラップを走り切れなかったのは本当に残念だった。新品ソフトタイヤを残してあったのに。しかも、今週末ずっと調子が良くて、走っていて楽しかったから、もっと行けるという感触があった。このコースでは良いフィーリングを持っていて、今日は確実に5番手を狙えたと思っている」
「明日を見据えると、簡単な戦いにはならないだろうが、目標はポイント獲得だ。レースペースはかなり良さそうだけど、ここは追い抜きが難しいトラックなので、スタートを決めて、適切な戦略を生かすことが重要になる」
「チームの進歩にはとても満足しているし、今日もっと良い結果を持ち帰りたかったが、今夜も作業を続け、レース前にさらに細かいところまで見て、最後の仕上げをするつもりだ」
■ランス・ストロール(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)予選 8番手(Q1=4番手1分15秒817:ミディアムタイヤ/Q2=7番手1分15秒497:ミディアムタイヤ/Q3=8番手1分15秒581:ミディアムタイヤ)
「予選を8番手で終えることができて、僕たちにとってはいい1日だ。このコンディションで物事がすべてがうまくいった。ミディアムタイヤという正しい選択をしたので、それが功を奏した。コースの特性も僕たちのマシンに合っていた」
「これまでのところ、アップデートにはポジティブな影響があるようで、改善している。でも、まだもっと引き出せるパフォーマンスがある。明日は本当のペースがどうなのか、ポジションをキープできるかどうか、もっとよくわかるだろう」
■アレクサンダー・アルボン(アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング)予選 7番手(Q1=11番手1分16秒123:ソフトタイヤ/Q2=10番手1分15秒521:ソフトタイヤ/Q3=7番手1分15秒473:ソフトタイヤ)
「悪くないけれど、間違いなくベストなものではない。今日は苦戦したし、マシンにフィーリングが合わなかった。7番手フィニッシュは素直にうれしいが、それほどプッシュできなかった感じだ」
「オーバードライブしやすかったし、問題に取り組むために必要な自信が少し足りなかった。でも今日のようにマシンのフィーリングがよくない日でも、僕たちは速い。いい兆候だよ」
■カルロス・サインツ(アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング)予選 6番手(Q1=9番手1分15秒987:ソフトタイヤ/Q2=1番手1分15秒198:ソフトタイヤ/Q3=6番手1分15秒432:ソフトタイヤ)
「今日は本当に予選で強かった! ここは大きな自信を持っているトラックで、金曜日からマシンに満足していた。Q2でのラップはその自信の証拠で、Q3に進んだが、もっと改善したかった」
「最後のランに向けて僕たちは最後尾に並び、スリップストリームを得てトラックの改善を最大限に活かそうとした。でも残念ながらうまくいかず、危うくスタート・フィニッシュラインにたどり着けないところだったので、アウトラップではかなり妥協しなければならなかった」
「いずれにせよ、全体的な状況にはとても満足しているし、チームとして示しているパフォーマンスを誇りに思う必要がある。僕たちは明日に向けていい位置にいる。できるだけトップに近いところで戦って、たくさんポイントを持ち帰りたい。バモス!」
[オートスポーツweb 2025年05月18日]