太田光「これから中居も人生がある」　中居正広氏の反論に私見

　お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、18日に生放送されたTBS系『サンデー・ジャポン』（毎週日曜　前9：54）に出演し、元タレント・中居正広氏に言及した。

【写真】奥まで人が溢れてる…フジテレビ記者会見会場の模様

　中居氏・フジテレビをめぐる一連の問題をめぐって、新たな動きがあった。第三者委員会の報告書に対し、中居氏側の新たな代理人弁護士は12日、「一般的に想起される暴力的または強制的な性的行為は確認されなかった」として反論。第三者委に証拠の開示を請求すると明らかにした。

　フジテレビの清水賢治社長は、16日にフジテレビ本社で取材に応じ、中居氏の動き、反論については承知しているとした上で「第三者委員会の調査方法や内容などについては、私どもとは独立したものでございますので、私どもはコメントを出す立場ではございません」と言うにとどめ、その上で今後の対応については「事態は色々と進展するでしょうから、その進展を見守りたいと思いますし、それよっては適切に対応していきたいと思っています」と静観する姿勢を示した。

　番組内でも議論が交わされ、太田は「性暴力」という表現を巡るWHOの基準について「今まで言うと例えば、セクハラっていうような部分も含まれちゃうわけですよね」と言及。国内ではその認識があまり浸透していないのではと話し「それを啓蒙するという意味において、中居氏一人だけを使うとするならば、あまりにも残酷かなという気がする」と語った。

　さらに「中居氏としてはあの報告書に関しては、不公平だと自分は思っているということを言わないと、これから中居も人生があるわけですよね。タレントじゃなく、中居正広として（人生を）送っていくために譲れない部分はあるんじゃないのか」とコメントした。