インタビューに応じる、トヨタ自動車米子会社の販売担当幹部、デビッド・クリスト氏=20日、米テキサス州プレイノ 【プレイノ(米テキサス州)時事】トヨタ自動車米子会社の販売担当幹部、デビッド・クリスト氏は20日、トランプ米政権が発動した輸入車関税を巡り、値上げなどの価格対応については「様子見をしている」と述べた。関税によるコスト増を相殺するため、米現地生産の拡大を図る考えを示した。
クリスト氏はインタビューで、車への追加関税は「深刻なコスト負担」と懸念を表明。他社で相次ぐ値上げの動きについて、「業界にとって価格転嫁せずに関税を受け入れるのが非常に難しいことを示している」と語った。