“里山の保全と利活用”に取り組む団体を支援　「第35回イオン環境活動助成」を6月1日から公募開始

　公益財団法人イオン環境財団（千葉市）は、6月1日から「第35回イオン環境活動助成」の公募を開始する。

　今年のテーマは、「里山（里地・里川・里湖・里海を含む）の保全と利活用」。現在、各地里山が抱えているさまざまな課題解決に取り組む団体（地域ボランティアとともに、持続可能な社会の実現のための環境活動に取り組んでいる非営利活動団体）を支援し、地域とともに生物多様性ゆたかな里山を目指す。

　活動対象期間は、2026年4月1日～2027年3月31日。活動分野は、①「植樹を含む里山の修復」 ②「里山の伝承」 ③「被災地の里山復興」 ④「自然環境教育」 ⑤「野生動植物・絶滅危惧生物の保護」としている。

　募集にあたり、公募説明会（オンラインを含む）を東京都八重洲、愛知県名古屋市、大阪府堺市で開催し、応募方法の説明や助成先による活動発表を行うとともに会場参加者の交流会も実施予定。応募方法は、同財団のホームページにアクセスし、「応募フォーム」から。

　同財団では、1990年設立以来、世界各地で地域ボランティアとともに、豊かな自然を守り、環境活動に積極的に取り組む非営利団体を対象に、毎年総額1億円の助成公募を行っている。過去34年間で3546団体に対し、総額31億9347万円の助成を実施している。

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