1皿1000円超も 高級くら寿司「無添蔵」中目黒にオープン

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2025年05月22日 17:31  ITmedia ビジネスオンライン

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プレミアム回転ずし「無添蔵 中目黒店」を5月29日にオープンする

 くら寿司は5月29日、プレミアム回転ずし「無添蔵 中目黒店」(東京都目黒区)をオープンする。関東エリアでは初の出店で、「生本まぐろ三種盛り」(980円)など、高価格帯の商品を展開する。


【画像】無添蔵 中目黒店


 2005年より関西エリアで4店舗のみ展開してきた「無添蔵」は、小規模な店内と高価格帯のメニューが特徴。中目黒の新店舗は、「都心部にも展開しやすい小規模店舗」「手間をかけた上質なメニュー」といったコンセプトを踏まえつつ、内装や新メニューなどのリブランディングを実施した。


 店内は“大人の隠れ蔵(家)”をイメージ。食べ終わった皿数に応じて景品を提供する「ビッくらポン!」や、皿を机の挿入口に入れて片付ける「水回収システム」といった、通常店舗のアミューズメント要素を減らした。「静かにゆっくり食べたい」「特別感のある外食がしたい」といった顧客のニーズに対応する。


 新店舗オープンの背景には、業界の競争激化がある。すしチェーン全体の店舗数は2年連続で減少しており、地方の回転ずし市場は飽和状態だと同社は分析。一方、都内では1皿150円から提供する銀座や原宿の高価格帯店舗も好調だ。同社取締役の岡本浩之氏は「都心部へのシフトを強化する」と語った。


 新店舗では新幹線を使った鮮魚輸送を実施。福井県の漁港で水揚げされた魚を、当日夕方までに提供する。岡本氏は「提供するネタは日によって変わるため、ワクワク感も味わっていただける」と話した。


 また、生の本マグロを使ったメニューを常時提供。2023年8月から委託養殖として愛媛県宇和島市で生産をスタートした本マグロを初めて販売する。その他に、日本酒やワインなど酒類も多く取りそろえる。


 同社は今後、国内の主要都心部で「無添蔵」100店舗の展開を目指すとしている。


 営業時間は午前11時〜深夜0時。座席数はボックス7席、カウンター31席の計59席。



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