92歳超ベテラン俳優が「喜劇俳優の神髄」と憧れる名優　黒柳徹子「面白い人でした」

俳優仲代達矢（92）が22日、テレビ朝日系「徹子の部屋」（月〜金曜午後1時30分）に出演。大好きな俳優について語った。

仲代は司会の黒柳徹子（91）から「私から渥美清さんの話を聞きたいって思ってらっしゃるんですって？」と黒柳と親交の深かった渥美さんの話題を向けられると、「僕、渥美（清）さんって大好きなんです。ただ共演したことはないんです、一度も」と渥美さんについて語り、「いまだにテレビを見ていて、『ああ、こういう芝居を俺もしたいな』と思うくらい気に入ってるんですけど」と憧れを明かした。

また「台本を読んで演技してらっしゃるんだと思うんですけど、まるでその時に発想したアドリブのようにせりふを言ってくるんですね。名優ですね、本当に」と芝居についても話した。

黒柳が「でも面白い人でした。いい人でした」と振り返ると、仲代は「喜劇俳優の神髄っていうのかな。そういう感じを受けましたね」。黒柳は「そういうことをおっしゃっていただけたら渥美さん喜びますよ。どこかで」と天を指さして笑顔を見せた。