菊池雄星、8回途中1安打無失点の快投で今季2勝目 今季初の防御率2点台に突入 エンゼルスは同地区カードを快勝発進

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2025年06月10日 13:16  ベースボールキング

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今季2勝目を挙げたエンゼルス・菊池雄星(写真=GettyImages)
○ エンゼルス 7−4 アスレチックス ●
<現地時間6月9日 エンゼル・スタジアム>



 ロサンゼルス・エンゼルスが同地区最下位アスレチックスとの本拠地3連戦を先勝。先発登板した菊池雄星投手(33)が8回途中1失点と好投し、今季2勝目を挙げた。



 中5日で先発マウンドに上がった菊池は、先頭打者バトラーから空振り三振を奪うなど三者凡退で立ち上がりを終えると、打者1巡をパーフェクトに抑える好発進。打線は3回裏にザック・ネト、ノーラン・シャヌエル、マイク・トラウトの3者連続タイムリーで3点を先制した。



 菊池は援護を貰って以降も好投を続け、自身最長となる5回一死、試合開始から打者13人までパーフェクト投球を展開。その後、この試合初安打を許すなど二死一、二塁とピンチを招いたが、8番マッカイバーを三ゴロに打ち取って得点は与えなかった。



 6回表はわずか5球で打者3人を切り、7回表も10球で三者凡退とした。球数94球ながら8回表も続投し、先頭の6番カーツに10球粘られながらも空振り三振に仕留めたところで投手交代。本拠地ファンのスタンディングオベーションに包まれながらマウンドを降りた。



 エンゼルスは一時2点差まで詰め寄られたが、8回裏にトラウトの犠飛、ジョー・アデルの2点適時打でダメ押しの3点を追加。同地区カードの初戦を制し、アメリカン・リーグ西地区の3位に浮上している。



 この試合の菊池は104球で今季最長の7回1/3を投げ、1被安打、1四球、5奪三振、無失点という投球。5月23日のマーリンズ戦以来、3登板ぶりの白星を手にした。今季14戦目を終えて成績は2勝5敗、防御率2.92としている。

このニュースに関するつぶやき

  • 変化球を多投して、狙い球を絞らせないのが良かったようですね。
    • イイネ!2
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