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柔道男子100キロ級で東京五輪(オリンピック)金メダルのウルフ・アロン(29=パーク24)が10日、都内で引退会見を開いた。
今後について「メディア活動や、柔道教室をやっていきたい」と、詳細な言及はしなかった。
現役時代から「人に対して、自分自身を見せることも、見られることも好き」と、テレビのバラエティー番組など多くのメディアに出演してきた。競技活動に専念するアスリートも多い中、異例の選択には「たくさんの声をいただいた」と認めた。一方で「人間としての幅を広げることができた」と回顧。登録者数10万人超のYoutubeチャンネルを立ち上げており、今後も情報発信し続ける方針を示した。
五輪出場など豊富な実績から、指導者を期待される声もある。ただ「指導者になる気持ちはない。なるべきではない」と、現段階での指導者転向を否定した。
自身が教わってきた指導者たちのように「誰かに勝ってほしい気持ち」は沸いてこないといい、「自分自身が表に立ちたい気持ちが強い」と明かした。「誰かに勝ってほしい感情が出たときには…可能性はゼロではない」と語るにとどめた。
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今後については「世界選手権が終わったのちに、そういう場を設けられれば」と、13日からブダペストで行われる大会終了後に、改めて説明する意向を示した。【飯岡大暉】
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