“ポスト中居”を巡る戦いに藤原丈一郎参戦も早速失策「阪神戦は場違い」の声、“宿敵”亀梨和也が一歩リード

　6月8日に甲子園球場で行われたセ・パ交流戦の阪神対オリックスが関西ローカルのABCテレビで生中継された。そこに『なにわ男子』の藤原丈一郎がゲスト出演するも、ネット上では違和感を示す声が聞かれる。

「副音声で伸び伸び話させてあげてほしい」

《普通に藤原丈一郎はオリックスのホームのときによんだら?　阪神ホームのときは場違いやろ》
《藤原丈一郎とかいうオリックスファンを甲子園に呼ぶABC朝日放送虎バン主義はどこいった?》

　熱狂的なオリックスファンとして知られる藤原。阪神の本拠地である甲子園で行われた“阪神ホーム”の試合に藤原のキャスティングは不釣り合いなのではといった声が相次いだのだ。

　こうした声が聞かれる理由をスポーツ紙記者が語る。

「藤原さんはオリックスの公式ファンクラブにも加入するほか、開幕戦の始球式ピッチャーを2022年から4年連続で務め、球団のYouTubeチャンネルなどにも出演しており、オリックスファンにとっては有名人です。しかし、今回の中継の視聴者は球団の人気度からして圧倒的に阪神ファンが多い。そこでオリックスファンの藤原さんがゲスト出演となれば、浮いてしまうのは当然です。藤原さんも言葉を選んで話されていた印象でした」

　ネット上では《副音声で伸び伸び話させてあげてほしい》といった同情の声も聞かれる。

　中継では藤原のほか、解説者として元阪神タイガース所属のプロ野球選手・糸井嘉男と、元オリックス・バファローズのT-岡田が並んだ。番組としてはオリックスファンの藤原を加え“阪神びいき”を中和させる目的があったと見られるが、裏目に出てしまったようだ。

　ただ、藤原が野球界にとっては重要なタレントなのも事実。野球好きの“旧ジャニタレ”といえば中居正広がよく知られていたが、女性とのスキャンダル報道を受けて芸能界引退に至った現在、藤原は“ポスト中居”の有力候補の一人だと前出のスポーツ紙記者が続ける。

「中居さんの場合、テレビ番組やスタジアムで選手と親しげに話す様子が一部のプロ野球ファンから“リスペクトを欠いている”という批判もありました。しかし、藤原さんは野球経験者ではないため、あくまでもファン目線から語る謙虚な姿勢に高い評価があります」

　また、野球好きの旧ジャニタレントといえば、元『KAT-TUN』の亀梨和也を思い浮かべる人も少なくないだろう。日本テレビのスポーツ番組で長く野球取材を続けていて、選手との信頼関係もあつい。“ポスト中居”でいえば、亀梨のほうが一歩リードか。

　“ポスト中居”の座を巡る戦いはすでに始まっている――。