「ママはなんでデブなの？」3歳息子のひと言で決意　13カ月で、75kg→56kgへ…心も体も整えた“生活習慣の見直し”ダイエット

生活の変化によって知らぬ間に太り始め、体重計に乗るたび、鏡を見るたびに落胆する…そんな日々を経験したことがある人は少なくないはず。

【ビフォーアフター写真】75kgだった姿→19kg減量した今の私　こんなに変わりました！

現在35歳の“べーやん（@beyan_diet）”さんは、2016年春に結婚してから体重が25kgも増え、気づけば75kgになってしまったそう。しかし2024年3月より“本気のダイエット”に取り組み、13カ月でマイナス19kgのダイエットに成功しました。その様子をThreadsに投稿すると、同じ境遇の女性から共感の声が相次いでいます。

結婚後に25kgの増量…本気スイッチを押した息子の衝撃の一言

結婚してからは、旦那さんと一緒に好きなものを好きなだけ食べる生活をおくり、気づけば25kgも体重が増加していたという、べーやんさん。入籍した翌年の結婚式を機に一度は痩せたものの、その後は毎晩のように食べていたアイス、食べ放題に通う生活。「甘い飲み物とお菓子が私の日常だった」と言います。第一子の妊娠中に10kg増え、出産後の育休中にはついに50kg前後だった体重が75kgにまでなってしまいました。

「よく一緒にアイスを食べていた旦那さんは、毎日一緒にいるからか太ったことに気付かなかったみたいです（笑）」（べーやんさん）

とはいえ、旦那さん以外の家族や友人からは「なんでそんなに太ったの？」と言われたり、エステティシャンという仕事柄、美しさを求められる職業ということで「自己管理しなさい」と言われたりして、耳を塞ぐこともあったと言います。

職場で「太りすぎ」と指摘されたこともあり、次第にダイエットを意識し始めたべーやんさんの本気スイッチを押したのが、当時3歳だった長男の「ママはなんでデブなの？」という一言。まだスラスラと言葉が出てこない我が子の発した”デブ”という言葉に、「どこで覚えてきたの！？」と驚きとともに衝撃を受けたそう。

「太ったことで、とにかく動くのがめんどうくさい。疲れるから出かけたくない。洋服が入らないので大きいサイズを買うなど無駄な出費も…。写真を撮られるのも本当に嫌でした」と太っていた時代を振り返る、べーやんさん。

実は、べーやんさんはこれまでにも何度もダイエットに挑戦していました。その度に痩せたり太ったりを繰り返し、心身ともにボロボロな時期もあったと言います。

「痩せたら痩せたで『大丈夫？』『食べなよ』と心配してるよアピール。太ったら太ったで『体に悪い』『太っててもったいない』と（周囲から）余計なお世話をかけられることも…」（べーやんさん）

そこでべーやんさんは、「周囲に惑わされず、自分のなりたい姿になる！」と決意します。すぐにでも痩せたいという焦る気持ちを抑えて、基本的な生活習慣を見直し、習慣づけることから始めました。

例えば、常にコーラを飲み、いつのまにか食べ過ぎる。姿勢が悪く、寝不足になりがちだったという過去の生活。これではダイエットがなかなか続かず、すぐにリバウンドもしていたそう。

しかし「無理がないように」と意識して始めたダイエットでは、しっかりと水を飲む、寝る、食べる、といった基本的な生活習慣を見直して、自分が続けられるかどうかにこだわりました。その結果、自宅でのトレーニングのみでマイナス19kgを達成できたのです。

痩せ習慣を意識！ダイエットを継続する秘訣

べーやんさんが取り組んでいたダイエットでは、なによりも無理をせず継続することを意識していました。

具体的には、次のようなことを習慣づけるようにしていたそうです。

1    お水をこまめに飲む
2    睡眠をしっかりととる
3    タンパク質・食物繊維・ビタミンを摂れるよう食生活を見直す
4    湯船に浸かって体を温める
5    足の裏を使って正しい姿勢を意識する
6    何を食べるか、どう過ごすか、頭を使って取捨選択をする
7    1日に鏡を何度も見る
8    自分は何で太りやすく、痩せやすいのか体質を知る

「ダイエットを継続する上で、『キツい』のはOK、『ツラい』のはNGと決めていたので、無理に苦手なランニングをするなど、続けられないものはしませんでした。また、ホルモンバランスの関係などで、1カ月の中でも女性は人格がコロコロ変わります。なので、頑張れるときに頑張る。少しくらい甘いものも食べるし、運動もしない。そうやって、生理前のイライラ期は自分を甘やかすようにしていました」（べーやんさん）

さらには、筋肉を増やしたいという旦那さんも協力してくれるようになり、一緒にダイエットに取り組めたことも救いだったと言います。次第に旦那さんも一緒にトレーニングをするようになり、食事のメニューを考える際も「とにかく体に良い物、筋肉に良いものを摂るように」と意識していたんだとか。

また、ダイエットから逃げ出さないためにとSNSで「公開ダイエット」として痩せるまでの過程を発信することにしたべーやんさんは、ダイエットに取り組んでいる仲間や励ましてくれる人の応援が力になったと話します。

「今後はさらに女性らしい体づくりを目指したい」と語るべーやんさんに勇気づけられる女性は多いはずです。

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