「まだ全然、なにも始まっていなくて。とりあえず、“やる”ということで来ました」
こう語ったのは、俳優の堺雅人(51)。6月11日放送の情報番組『THE TIME,』(TBS系)にスーツ姿で生出演し、くす玉を割りながら’23年7月期に放送された日曜劇場『VIVANT』(TBS系)の続編が来年に放送決定したことを発表した。
架空の国・バルカ共和国と日本を舞台に、自衛隊の特殊部隊「別班」の一員である乃木憂助(堺)が世界で暗躍する謎のテロ組織「テント」のリーダーを追跡する姿を描いた前作。謎めいた部分を残したまま物語は幕を閉じたが、主演する堺によれば続編で“さまざまな点が線”になるという。
同日に更新されたTBSの公式サイトによれば、《前作のラストシーンから直結する物語 “世界を巻き込む大きな渦”が遂に、別班を飲み込んでいく――》とある。詳しいストーリーは前作同様に伏せられているが、早くもファンによる考察が始まっているようだ。
堺は『THE TIME,』出演後、本作を手がける福澤克雄監督(61)とともに取材会に登壇。各メディアによれば、予定されている海外ロケの話題にも及んだという。福沢監督は「超超親日国だけど日本人はよく知らない」と“ヒント”を挙げつつも、具体的な地名はシークレット。堺も「僕は万博(大阪・関西万博)でそこのパビリオンに行きました」と、匂わせていたという。
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このことがネットニュースでも取り上げられると、瞬く間にファンの間でロケ地を特定する動きが加速。ニュースのコメント欄やXでは、世界有数の親日国家であるウズベキスタン、キルギス、トルコなどさまざまな国名が予想されていた。
そんななか、『VIVANT』のX公式アカウントに“ヒント”を見出した人もいたようだ。
「堺さんが続編を発表したタイミングで、今年3月を最後に更新がストップしていたXアカウントに“1枚の画像”がポストされたのです。堅牢なアーチ型の建築物で、柱が等間隔に並んでおり、画像には『VIVANT COMING BACK 2026』のテキストが添えられています。この建築物に見覚えがあるという人もいたようで、アゼルバイジャン北西部の歴史的都市・シェキにある隊商宿泊施設(キャラバンサライ)ではないかというのです。実際に現地を訪れたことのある人は、自分で撮影したキャラバンサライの写真をアップし、“照合”していたようです」(テレビ誌ライター)
有力候補として急浮上したアゼルバイジャンだが、本誌は7月に続編の新たな海外ロケ地が同国であることをいち早く報じていた。
「前作の海外ロケ地はモンゴルでしたが、今回も大規模なロケになりそうです。福澤監督も大使館の人とロケハンに行くなど奔走していたそうで、取材会では『撮影するには最大の協力体制がないといけない』と語っていました。クランクインは今夏に予定されているといいます。
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ドラマ放送は来年ですが、すでにファンをワクワクさせるようなスタートダッシュが切れたように思います。放送後には映画の公開も控えていると聞いています。再び作品がヒットすれば、しばらくは“VIVANT旋風”が続くのではないでしょうか」(ドラマ関係者)
早くもTBS本社がある東京・赤坂のサカス広場には、赤い「VIVANT」のモニュメントが設置されている。だが「T」の文字だけ後ろに倒れており、『THE TIME,』ではモニュメントも“意味深”だとして話題になっていた。本編放送開始まで、まだまだファンの気持ちを高める伏線が張られるかも?
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