約5万円の材料費でアイランドカウンター(キッチンカウンター)をDIYする様子がYouTubeに投稿されました。制作風景を記録した動画は記事執筆時点で1万3000回以上再生されています。
動画を投稿したのは、キャンピングカーDIYや旅行について発信するYouTubeチャンネル「TOTTO channel | トットチャンネル」。以前住んでいた家のキッチンが狭かったそうで、現在暮らしている家では作業スペースを広くしたいと、大きいサイズのキッチンカウンターを自作することにしました。
まずは木材の長さを測りながら丸ノコを使って切り出していきます。カット後はヘリをカンナで削ってから紙ヤスリで仕上げ、しっかり計測しながら穴を開けていき、2人で協力して組み立てました。
ビスを打ち込み、見える部分はダボ(木栓)埋めもして丁寧に仕上げたら、3段の棚が完成。続けて底と上部、手前側が空洞の棚を2つ作っていきます。なお、いずれも高さは同じです。
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上部が開いた2つの棚は同じ幅・奥行きで作り、見える部分を木口テープを貼って仕上げたら、次にそこに入れる引き出しを作ります。片方は3段分、もう片方には1枚棚板を付け、その下側のみに引き出しを入れ、上側はオーブンレンジを載せるスペースとして空けておきました。
再び木材を切り出してシンプルな引き出しを作ったら、取り付ける位置を決めて棚にスライドレールを取り付けます。閉めるときに静かに閉まるソフトクローズタイプをチョイスしました。
その後は、パイン集成材を切り出して引き出しの化粧板(前板)となるパーツを用意。取っ手の代わりとなる飾り部分は、表から斜めに切り落とすことで作っています。
他にも天板を支える脚パーツも1本作りました。こちらはカットした面の中心に穴を開け、ねじ込み式の鬼目ナットを取り付けることで、アジャスター脚で高さ調整ができるようにしています。
そうしたら、ついにキッチンカウンターを組み立てつつ、キッチンの前に設置していきました。
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自作した合計3つの棚をだいだいの位置に置いたら、それぞれの側面に穴を開けていき、そこに鬼目ナットを埋め込んでから連結させていきます。
天板にも同様に鬼目ナットを埋め込んだら、アジャスター脚を取り付けたりコンセント用の穴を開けたりしてから、裏から天板を固定。引き出しも戻したら化粧板を付けています。
ここで、引き出しがある棚の反対側の天板の下に浅くて長い引き出しを1つ追加。最後に全体にニスを塗り、はめ込むタイプのコンセントを設置してチェックしたら、キッチンカウンターが完成です。
側面にはオーブンレンジがぴったりと収まり、引き出しの化粧板の飾りもきれいで、DIYとは思えないクオリティーの高さに驚きます。十分な収納があり、作業スペースも広く、これからたくさん活躍してくれそうですね!
制作期間は約2週間。使用した道具の詳細は動画の概要欄で確認できます。コメント欄では「すごい!」「自分たちで作るなんてスゴイです。尊敬しちゃいます」といった声が寄せられました。
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動画提供:YouTubeチャンネル「TOTTO channel | トットチャンネル」
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