兵庫県の公立高校は、普通科のほかに、水産や演劇、環境防災に関する学科などが設置されている高校もあり、県下全域から募集を行う学校もあるため、選択肢が幅広いことが特徴といえるでしょう。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、兵庫県在住の60代以上を対象に「優秀な生徒が多いと思う兵庫県の公立高校はどこ?」というテーマでアンケートを実施しました。
兵庫県にある高校の中で、県内在住の60代以上の人から「優秀な生徒が多いと思う」として票を集めたのはどの高校だったのでしょうか。さっそく見ていきましょう!
第2位は、神戸市長田区にある「長田高校」で、得票率は17.2%でした。1921年創立の兵庫県立神戸第三中学校を前身とし、2021年には創立100周年を迎えた歴史ある高校です。
|
|
2013年には、普通科の中に「人文・数理探求類型」を設置。大学から研究者を招いて科学的な物の見方を知ったり、対話や学び合い、考えるプロセスを重視して批判的に考える力を養ったりすることで、主体的・積極的な学び方を身につけ、世界を視野に入れた職業選択や、高等教育機関での学問研究につなげていくコースです。また、文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定も受け、文理融合のグループ探究活動などを実施。こうした取り組みが、「優秀な生徒が多い」というイメージと結びついているのかもしれません。2025年の大学入試では、神戸大学や大阪大学、京都大学などに多数の合格者を輩出し、優れた合格実績を残しています。
第1位は、神戸市灘区にある「神戸高校」で、得票率は19.9%でした。兵庫県立第一神戸中学校および兵庫県立第一神戸高等女学校をルーツに持ち、1948年に合併したことで誕生した、現在の神戸高校。神戸高校としては2026年に創立130周年を迎えることになります。
普通科と総合理学科から構成される同校は、2004年度から文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されました。さらに2019年度からは「SSH科学技術人材育成重点枠(広域連携)」に採択されるなど、理数系の科目や学習に興味関心を持つ生徒にとっては充実した環境が整っているといえそうです。大学入試においては、神戸大学や大阪大学、京都大学といった国公立大学のほか、国公立大学・私立大学の医学科にも多数の合格者を輩出しています。
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 ITmedia Inc. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。