北海道から沖縄まで、全国に86ある国立大学は、財政を国が支える一方で運営はそれぞれの大学法人が独自の方針に沿って行っています。学習や研究の分野も異なるので、「文系といえばこの大学」と思い浮かぶ大学がある人もいるでしょう。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、東海地方在住の人を対象に「東大・京大以外で文系が特に強そうな国立大学」というテーマでアンケートを実施しました。はたして、東海地方の人から「ここは文系が強い」というイメージを持たれているのはどの国立大学だったのでしょうか。さっそく結果を見ていきましょう!
第2位は、「お茶の水女子大学」です。得票率は8.4%でした。
お茶の水女子大学は、1875年開校の「東京女子師範学校」をルーツに持ち、1949年に大学として新設されたことにより生まれた国立大学です。新設当初は文学部、理家政学部の2学部でしたが、2025年時点では文教育学部、理学部、生活科学部、共創工学部の4学部を設置しています。お茶の水女子大学では文系・理系いずれでも少人数制をとっているほか、人文科学・社会科学・自然科学の角度から多面的な学びを実現する「21世紀型文理融合リベラルアーツ」といったプログラムを実施しているのが特徴です。
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第1位は、「一橋大学」です。得票率は13.1%でした。
一橋大学は、1875年に銀座で開業した「商法講習所」から始まり、国立市への移転や改称を経て、1949年の改組で現在の名称となりました。日本でも最も伝統のある社会科学系研究大学であると同時に、国内でも有数の難関大学の一つとしても知られています。2025年時点では商学部、経済学部、法学部、社会学部、ソーシャル・データサイエンス学部の5学部が設けられており、一部を除いて所属学部以外の開講科目も自由に履修可能。また、約7〜8人でのゼミナールを核とする少数精鋭教育を行っている点も特徴です。
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