
チームラボ《Massless Amorphous Sculpture》© チームラボ ※参考画像
国内外に活躍の幅を広げているチームラボですが、なんと今秋には京都に新スポットがオープンするのだとかッ!!
施設名はずばり「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」。カラダごと作品のなかへ入り込める没入型の常設アートミュージアムとなるそうです。
間違いなく京都の新名所になる予感がするわね……どんな場所なのかさっそくチェックしていきましょう!
【どんなところ?】
2025年秋にオープン予定の「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」。京都市が取り組んでいる「文化芸術×若者を基軸としたまちづくり」にチームラボが名乗りを上げました。
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■「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」の主な特徴
・これまでの常識的を超えた作品群
・圧倒的な没入感
・新たな作品や日本未公開作品も多数
そもそも「チームラボ=没入感」というイメージがあるけれど、過去作品を超えるほどの没入感を味わえるって……コト? しかも新作もあるときたら、足を運ばない理由がありませんよねぇ!!
【体験できること】
さてさて、ここからはもっと詳しく「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」の中身を見ていきますよ〜! すでに公開されている作品群の一部はこちらです。
・Massless Amorphous Sculpture(=質量のないアモルファスの彫刻)
こちらの展示では、質量の概念を超越した “浮遊する巨大な彫刻” を鑑賞できるのだとか……!!
沈むこともなく上がりきることもなく空間を漂い、小さくなったり大きくなったりするみたい。しかも、彫刻のなかにカラダごと入り込むことも可能(!)とのこと。
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なにもかもが謎すぎるけど……実はその正体は「ごく普通の石鹸と水と空気」なんですって。石鹸の泡の海から生まれる彫刻を “体感” してみてください。
チームラボ《Massless Amorphous Sculpture》© チームラボ ※参考画像
・質量のない太陽と闇の太陽
光に触れようとすると、よりいっそう輝きを増して、周辺の光も次々と呼応するーーー。
一見すると “無数の光の球体がある空間” のように見えますが……球体表面にガラスなどの物体はなく「体験者自身の認識世界に出現し存在する彫刻」として展示されるそうです。存在とはなにかを問うインスタレーション。
・Morphing Continuum(=グラフィック処理技術の連続体)
「Morphing」とは、ひとつの画像が徐々に変化して別の画像になるさまを表現する手法のこと。こちらの展示では、どんな条件下においても “存在” は維持される、ということを視覚化してくれるようです。
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チームラボ《Morphing Continuum》© チームラボ ※参考画像
・Traces of Life(=生命の痕跡)
人間と一緒に動き、足元に痕跡を残していく作品空間。つまり、人間がいなければ空間だけが存在し、なにも描かれない(なにもない)というわけです。これぞまさしく “生命の痕跡” が生み出すインスタレーション。
正直なところ、全体像をいまいち把握できない展示もありますが……あとは見てのお楽しみということで! 京都に行ったら立ち寄ってみよっと。
参照元:チームラボ、YouTube、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:© チームラボ