リビングが垢抜けない原因は“ある家電” プロ直伝の垢抜け術に「勉強になります!」「最高の教科書動画」

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2025年06月14日 20:00  ねとらぼ

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テレビの配置でイマイチになっているリビング

 リビングがパッとしない原因はテレビの配置にある……!? プロのインテリアデコレーターが教える“リビングが垢抜けるテレビの置き方”に、YouTubeで「勉強になります!」といった声が寄せられています。


【画像・動画】レイアウトを変えて垢抜けたリビング


リビングが垢抜けない理由と改善ポイントをプロが解説

 動画を投稿したのは、インテリアデコレーター兼デジタルライフスタイルクリエイターのリンダさん。自身のYouTubeチャンネル「HYGGESCAPE / リンダ」(@hyggescape)では、インテリアコーデ事例や、インテリア・家づくりのアイデアを通して、「自分らしく楽しむ海外のようなインテリアのつくり方」を発信しています。


 今回教えてくれたのは、リビングが垢抜けるテレビの置き方。実際に寄せられた2件の相談事例をもとに、それぞれのリビングが抱える問題点と、すぐに実践できる具体的な改善ポイントをわかりやすく解説してくれました。


テレビが“生活感”を生む原因になっている!?

 リンダさんによると、テレビがリビングの雰囲気を壊しているケースは意外と多いとのこと。その主な原因は、大きく分けて2つあるといいます。


 1つ目は、テレビによってレイアウトの制約が生まれてしまうこと。テレビを見やすさ優先で配置してしまうと、ほかの家具は“置ける場所に置く”状態になってしまい、結果的に全体のバランスが崩れてしまうのだとか。テレビがレイアウトの主導権を握ってしまうことで、インテリアの自由度が一気に下がってしまうのだそうです。


 2つ目は、テレビの装飾不足。無機質な黒い塊であるテレビは、デザイン性の高いインテリアの中で浮いてしまいがち。特に日本の家に多い“白い壁”との相性が悪く、色とのコントラストでより悪目立ちしてしまう場合も。テレビ自体にもインテリアの一部として装飾を施さないと、インテリアの雰囲気の足を引っ張ってしまうのだそうです。


実例でチェック! “リビングが垢抜けない”テレビの置き方とは?

 こうしたポイントを踏まえて、リンダさんは2件の相談事例をピックアップ。それぞれの“リビングの問題点”を丁寧に分析していきます。


 まず1件目は、「最近引っ越した家のレイアウトがイマイチ……」という相談。寄せられたリビングの写真を見たリンダさんは、キッチンやダイニングから見やすい位置にテレビが置かれていることが、空間全体のバランスを崩す大きな原因だと指摘します。


 特に問題なのが、テレビを窓の前に配置している点。カーテンの縦ラインとテレビの四角形が重なることで、視覚的なノイズが発生してしまっているのだそうです。さらに、視線が集中しやすい“フォーカルポイント”にテレビが置かれていることで、本来見せ場にしたい空間が無機質な印象に。テレビを中心としたレイアウトでインテリア全体の“ディスプレイ感”も薄れ、まとまりのない部屋に見えてしまっているといいます。


  2件目は、「正方形のリビングのレイアウトに悩んでいる」という相談。こちらの写真にも「テレビ自体が装飾されていないため、黒い物体として目立ちすぎている」「ほかの家具が壁に寄せられ、ディスプレイ感がない」とリンダさんは指摘します。


今すぐ真似したい!“プロおすすめ”のテレビの置き方

 では、垢抜けたリビングを作るにはどうすればいいのでしょうか? 動画の後半では、実際の改善ポイントをビフォーアフターの写真とともにわかりやすく解説してくれています。


 例えば1件目の相談事例では、テレビの位置を窓の前から右側の白い壁の前に移動。このひと工夫で、視線が集中しやすいフォーカルポイントからテレビをずらし、カーテンの縦ラインを遮ることで生まれる視覚的なノイズも解消することができました。


 さらに、もともと部屋にあった鏡や観葉植物、レゴなどをテレビの左右にバランスよく配置してディスプレイ感も演出。特にテレビより背の高い鏡を隣に置くと視線が分散され、テレビの存在感がやわらぐ効果もあるといいます。


 また、これらの家具を視覚的に美しく見える“三角形の構図”になるよう配置することで、テレビもインテリアの一部として自然に溶け込むように。床には新しくラグを取り入れ、“ゾーニング効果”により空間全体の一体感もアップさせているそうです。


 続いて紹介された2件目の相談事例では、テレビの悪目立ちを防ぐための装飾テクニックがポイントに。1件目と同様に背の高い家具をテレビの近くに配置するだけでなく、壁にはアートを飾ってテレビの四角い形を中和。このときアートはテレビよりも高い位置に掛けることで、自然な“三角形の構図”をつくり出しているそうです。


 もともと白かったテレビ背面の壁紙はダークグレーにチェンジ。これにより、テレビとのコントラストがやわらぎ、テレビの存在感が自然と薄まる効果が生まれています。


 また、壁付けされていた家具は部屋の中心に移動させ、インテリア全体のバランス感もアップ。フロアランプもプラスし、ディスプレイ感を高めたといいます。


 テレビ周辺の装飾テクニックは、リンダさん自身の自宅でも実際に取り入れている工夫なのだそうです。加えて、テレビ台をあえて大きめサイズにすることで、テレビとの比率を調整しているのだとか。こうすることでテレビの“ギチギチ感”が軽減され、存在感を抑える効果も期待できるといいます。


「我が家のための動画」の声

 コメント欄には「まさしく我が家のための動画のようでした」「テレビを配置する際の最高の教科書動画」「いつも勉強になることばかり」「分かりやすい解説ありがとうございます!」「勉強になります!」といった反応が寄せられていました。


 リンダさんのYouTubeチャンネルやInstagramでは、このほかにもお部屋づくりの参考になる情報が多数発信されています。


画像提供:HYGGESCAPE / リンダ(@hyggescape)さん




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