「恋は闇」最終話(C)NTV岸井ゆきのが被害者に寄り添う記者を演じる「恋は闇」の最終話が、6月18日に放送。浩暉が万琴に告げた言葉に「涙が止まらなかった」などの声が上がっている。
岸井ゆきのが主人公を演じる本作は、取材スタイルの全く違う二人の記者がある事件を追いかけていく物語。主人公で情報番組のディレクター・筒井万琴を岸井ゆきの、週刊誌のフリーライター・設楽浩暉を志尊淳、「ホルスの目殺人事件」を捜査する刑事で万琴の友人・正聖を白洲迅、正聖の同僚で殺された大和田を猫背椿、情報番組の総合演出・野田を田中哲司、プロデューサーの沙樹を西田尚美、万琴の後輩の木下を小林虎之介、配達員の夏八木唯月を望月歩、鑑識の松岡を浜野謙太、万琴の友人でストーカー被害に遭い刺された過去を持つ内海向葵を森田望智、浩暉の妹・みくるを齋藤飛鳥、浩暉の父・貫路を萩原聖人、浩暉の元カノで向葵の先輩である透子を小林涼子が演じている。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
自らを連続殺人「ホルスの目殺人事件」の真犯人だと明かした浩暉(志尊淳)が、7件目の殺人を予告。犯行の様子を生配信すると宣言した。万琴(岸井ゆきの)は浩暉の部屋で手掛かりを発見し、すでに廃業している古びたスーパーに向かう。しかし、現場に到着した万琴は、店内に潜んでいた浩暉にナイフを突きつけられる。
「わざわざ殺されに来るなんてバカだなあ」と浩暉はナイフを持つ手に力を込め、配信画面に訴える。そして「今から、僕が作り上げたこの連続殺人の最後にふさわしいステージをお見せします」と言うのだった。
正聖(白洲迅)ら警察も、沙樹(西田尚美)ら番組スタッフも、週刊新流の尾高(山本未來)も、日本中が固唾をのんで配信映像を見守る中、向葵(森田望智)と野田(田中哲司)は、それぞれどこかへ向かっていて――というのが最終話の展開。
配達員の夏八木唯月(望月歩)が突然入ってきて、万琴の代わりに自分が人質になると言って生配信を切る。実は唯月はホルスの犯人で、浩暉とチームだと言う。そして浩暉に煽られ、自分が計画したことを話し始める。
始まりは、10年前の浩暉の母の事件。みくるが刺した後、唯月が母を滅多刺しにしていた。大好きな母がスーパーのレジで浩暉の母に暴言を吐かれたことに対する恨みが原因だった。そして、みくるを猟奇殺人犯にされたくなかったらと浩暉を脅し、今後ターゲットから血を抜くよう指示を出していた。
その後、向葵が万琴の家で見つけた手がかりをもとに、正聖が現場に駆けつけ、唯月を確保。しかし、浩暉は唯月に刺された後だった。意識不明になる前に「俺のことは忘れてよ。幸せになれよ。万琴、好きだよ」「出会ってくれてありがとう」と思いを伝える浩暉の姿にSNSでは「万琴にやっと自分の思いを、好きだよって伝えられた瞬間涙が溢れて止まりませんでした」や「浩暉の「好き」という言葉の連続には涙が止まらなかった。ずっとその言葉を押さえ込んで万琴と接していたと考えると辛すぎる」、「ずーーーっと言わなかった浩暉の『好き』の言葉聞いた瞬間泣いた」などの声が。
その後、唯月は死刑が確定。一方浩暉は、緊急手術を受け病院で意識を取り戻し、裁判で懲役15年を言い渡される。殺人を楽しんでいた唯月のサイコパスな様子に、「いつきくんが狂気じみてて怖すぎた」や「いつきは、大和田さんの葬儀に出たり息子とハグしたりして、エグい奴だな」、「想像以上のサイコパスだった」などの声が上がっている。
「恋は闇」は毎週水曜22時〜日テレ系にて放送中。
(シネマカフェ編集部)