「19番目のカルテ」(C)TBS松本潤主演の新ドラマ「19番目のカルテ」に清水尋也、岡崎体育、池谷のぶえ、本多力、松井遥南、ファーストサマーウイカ、津田寛治、池田成志、生瀬勝久が出演することが分かった。
本作は、漫画「19番目のカルテ 徳重晃の問診」のドラマ化。19番目の新領域である総合診療科の医師・徳重晃(松本潤)が、問診により患者と向き合い、時には患者の話に隠された嘘を見抜きながら、病気を診るだけでなく、心や生活背景を基に患者にとっての最善を見つけ出していく姿を描くヒューマン医療エンターテインメント。
魚虎総合病院に勤務する医療従事者として、「海に眠るダイヤモンド」での好演が記憶に新しい清水尋也が、滝野(小芝風花)と同期の新米内科医・鹿山慶太役。シンガーソングライターで俳優の岡崎体育が、コミュニケーションが苦手な麻酔科医・大須哲雄役。池谷のぶえが、総合診療科に配属され、徳重の右腕として働く院内の情報通のベテラン看護師・豊橋安希子役。本多力が、親切で控えめな耳鼻咽喉科医・平手秀を演じる。
また、昨年俳優デビューした松井遥南が、若手看護師・瀬戸舞子薬。近年俳優としても大活躍中のファーストサマーウイカが、心臓血管外科のクセ強なスター医師・茶屋坂心役。津田寛治が、滝野の指導医で総合診療科の存在に疑問を抱いている整形外科科長・成海辰也。
池田成志が、康二郎(新田真剣佑)の父で、北野院長とはなにかと意見が対立しがちな外科部長・東郷陸郎役。生瀬勝久が、総合診療科を新設した院長・北野栄吉を演じる。
生瀬と松本とのドラマ共演は、「ごくせん」以来、実に23年ぶり。2人の息のあった掛け合い芝居にも注目だ。
あらすじ
18もの専門分野に細分化された高度な日本の医療。それぞれその専門医たちが診察・治療を行っているが、複雑な症状を抱えどの診療科にかかればいいか分からない患者がいたり、その結果患者が各科をたらい回しにされたりという課題も生まれている。そんな数々の問題を解決するために誕生したのが、19番目の新しい科である総合診療科だ。しかし、世間的にも医師たちの間でも、まだその存在や意義が浸透していないのが現実だ。
そんな総合診療科を、とある街の地域医療の中核を担う魚虎総合病院が新設することになった。独断で総合診療科の新設を決めた院長の北野栄吉(生瀬勝久)は、総合診療医の到着をいまや遅しと待っていた。
一方、新米の整形外科医・滝野みずき(小芝風花)は、入院中の老年の男性患者・横吹順一に手こずっていた。横吹は、足の骨折で入院しているにもかかわらず「喉が痛い」と騒ぎ、「医者なのに風邪も治せないのか」と滝野に当たり散らす始末。しかし、自らの専門外である喉の痛みは別の専門医に任せることしかできない滝野は、患者のそんな嫌味にも反論ができない。そんな中、“総合診療医”を名乗る徳重晃(松本潤)という男が現れ――。
「19番目のカルテ」は7月13日より毎週日曜日21時〜TBSにて放送。
(シネマカフェ編集部)