カン・ハヌル主演、マンションの騒音に悩まされるリアルミステリー『84m2』映像初公開

「隠し味にはロマンス」も好評のカン・ハヌルが主演するNetflix映画『84ｍ2（平方メートル）』から、ティザー予告編が公開。7月18日（金）より独占配信される。

本作は、必死に貯めた有り金をつぎ込み、84m2のマンションを購入した男が、ほかの部屋から聞こえてくる不可解な音に悩まされるミステリーサスペンス。

壁1枚を隔てたその先には、耳障りな騒音や敵意むき出しの隣人たち、そして恐ろしい秘密が待ち受けていた――。

主人公のウソン役を演じるカン・ハヌルは、「イカゲーム」シーズン3にも出演、「隠し味にはロマンス」「椿の花咲く頃」などでは共感を呼ぶ青年役を演じてきた。

今回演じるウソンは、貯金をすべて下ろし、投資やローンを駆使し、母親のニンニク畑まで手放して、自分の家を持つという人生の夢を叶えた30代の男性。

映像からは、度重なるトラブルに次第に神経をすり減らしていき、精神状態が不安定になるウソンをリアルに演じる姿が読み取れる。

また、マンションの自治会長を務め、建物内の平穏を維持したいウンハを演じるのは、「おつかれさま」「ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜」「椿の花咲く頃」のヨム・ヘラン。

ウソンの上階に住む男で、聞こえてくる音の原因を一緒に突き止めようと協力するジノを、『別れる決心』『ロ・ギワン』から「私たちの映画」までジャンルを超えたユニークなキャラクターを見せるソ・ヒョヌが演じる。

メガホンをとったのは、デビュー作の韓国版『スマホを落としただけなのに』で成功を収め、本作が2作目となるキム・テジュン監督。

タイトルの84m2とは、韓国での一般的かつ平均的なマンションの広さだそうで、現代人が直面する厳しい住宅事情を象徴するもの。「めちゃくちゃ見たい」「面白そう」といった声がSNSには寄せられている。

Netflix映画『84m2』は7月18日（金）より独占配信。



（上原礼子）