宮沢氷魚、渡辺謙(C)モデルプレス【モデルプレス=2025/06/20】俳優の宮沢氷魚が6月20日、NHK総合「あさイチ」(毎週月〜金曜あさ8時15分〜)に生出演。大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」(同局、毎週日曜午後8時〜/BS・BSP4K、毎週日曜午後6時〜/BSP4K、毎週日曜午後0時15分〜)で共演する俳優・渡辺謙との撮影裏話を語った。
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本作で、渡辺演じる田沼意次の嫡男・田沼意知を演じている宮沢。番組では宮沢のお気に入りの場面として、第6話(2月9日放送)で旗本・佐野政言(矢本悠馬)が田沼家に取り入ろうと佐野家の系図を持ってきた場面を紹介した。系図を預かった意知は、帰宅した意次に事情を説明する。しかし、不機嫌だった意次は意知から受け取った系図を庭の池へ放り投げてしまうのだった。
このシーンについて宮沢は、撮影では池までの距離があったため、系図が記された巻物を実際に投げ入れることは難しく、渡辺が巻物を投げるカットと巻物が池に落ちるカットに分割して撮影が行われることになっていたと告白。しかし、渡辺が「入れるよ」「1発で入れるから」と話したことで実際に投げ入れることになり「1発で決めてるんですよ」と本番1回で成功したことを明かした。
宮沢は「本当に(池の)センターにきれいに入って。あれも投げ辛いんですよ。バトンみたいな形なので。真っ直ぐ回転していけばいいんですけど、横に回転するとどこに行くかわからないので」と投げ入れる難しさを語りながら、渡辺の華麗な投げを絶賛。劇中では投げ入れた意次に対して「父上!」と驚く意知のセリフがあり「それは系図を投げてしまったことに対して『何をやっているのですか?』の『父上!』のはずなんですけど。『すごい!』っていう思いもちょっと入っちゃって」とセリフに別の感情が入ったことを明かす。
さらに「『いや、入らないでしょ』ってちょっと思っていた部分もあって。見事に1発で決めちゃったので」と笑顔で話し「ちょっと(落下する位置が)ズレてたら多分どっちかの肩で系図が消えてるんですよ。最後までちゃんとプカプカ浮いてるのが見える」と渡辺の凄さを語った。
◆横浜流星主演大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」
本作は“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快男児・“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜流星)が主人公。森下佳子氏の脚本で、笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメントドラマを描く。(modelpress編集部)
情報:NHK
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