

わが家は定期的に息子家族を招いて、食事会をしています。チエちゃんと一緒にお話しをしながらキッチンに立つ時間は、私にとっては何よりも楽しい時間でした。しかし、マユさんは仕事はできるようですが、人としての愛想がまったくありません。マユさんに「あの、手伝いましょうか……?」と言われ、その言葉に私はカチンときてしまうのです。

普通は「手伝います!」と言って、仕事を探しに来るのが嫁ってもんでしょ!!! 私は一度断られただけで戻っていくマユさんに、腹が立って仕方ありませんでした。どうやらチエちゃんは、私の気持ちを分かってくれているようで、それもまた嬉しくて。

息子たちのお嫁さんとお喋りしながらキッチンに立つというのは、私の夢のひとつでもありました。
だからチエちゃんがその相手をしてくれて、本当に嬉しかったのです。
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それに比べてマユさんときたら……。
仕事はできるようですが、それ以外がまったくダメと見受けられます。
チエちゃんが手伝っているんだから、自分も手伝うべきなのに。
「手伝いましょうか?」なんて上から目線なのも気になります。
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働かざる者食うべからず。
この言葉を覚えておいてもらいたいです。
【第5話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・石井弥沙
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