オブジェのまさかの仕掛けをとらえた動画が、X(Twitter)に投稿されました。とても奇妙な光景は記事執筆時点で940万表示を突破しており、18万件以上の“いいね”を集めています。
動画を投稿したのは、あるかま(@Arukama_126)さん。JR深谷駅北口にある埼玉県深谷市のイメージキャラクター「ふっかちゃん」のオブジェを何となく撮っていたそうです。
ふっかちゃんが回転しているオブジェは、15時になると曲を流しはじめました。あるかまさんが「なに、どした?」と戸惑う中、ふっかちゃんの乗っている台はいきなり上昇を開始。やがて台の下から白髪のおじいさんの人形が姿を現しました。
おじいさん人形のモデルは渋沢栄一。渋沢おじいさんは左右に顔を向けて、自分が持っている2体の小さな人形に優しいまなざしを送っています。
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予期せぬ渋沢栄一の“出現”に、あるかまさんは「なるほど」とコメント。しばらくすると人形は下降していき、ふっかちゃんが上から戻ってきました。動画は、オブジェに貼り出されている“渋沢栄一からくり時計”の時刻表を映す場面で締めくくられています。
オブジェの名前は「渋沢栄一からくり時計」。後に深谷市となる地で生まれた渋沢栄一の没後80年記念事業として作られたもので、定刻になるとふっかちゃんの下から渋沢人形が登場する仕組みとなっています。
そのデザインには渋沢栄一と関わりの深い物を取り入れており、両手に人形を持っているのもそのひとつ。人形贈呈を通じて日米両国の人々の理解と親善を深めようと、米国人宣教師ギューリックとともに行った「青い目の人形」事業をイメージしたものです。
動画には、「下から渋沢栄一が出てきたときは吹き出してしまったが、曲が童謡『青い眼の人形』だと気付いて真顔になった」「高熱のときに見る脈絡のない夢見たいな文章が具現化してる」「『……なるほど〜』が好き。突然の謎状況につい言ってしまうのわかる」など、さまざまな感想が寄せられています。
動画提供:あるかま(@Arukama_126)さん
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