「部屋が狭すぎ!」と文句ばかりだった主婦→断捨離に目覚めて3年後…… “理想の空間”が誕生「すごい」「私も捨て活したい」

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2025年06月24日 09:45  ねとらぼ

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「部屋が狭すぎ!」と文句ばかりだった主婦→断捨離に目覚めて3年後……

 「13年間ずっと汚部屋でした」――。モノにあふれた空間で、部屋の狭さに不満を持ちながら暮らしていた女性が、断捨離に目覚めてからの変化をまとめたビフォーアフターがYouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で6万3000回以上再生されています。


【画像】3年後の部屋


 動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「えまけーのミニマルな貯まる暮らし」の「えまけー」さん。2008年から夫と1DKの賃貸物件で2人暮らしをスタートさせました。ミニマリストの夫とは正反対で、「買い物大好き」で「物欲の塊」だったというえまけーさんは、2人の間でルールを設けつつもどんどん収納ケースや棚を増やしていき、以前の一人暮らしから持ってきた荷物を含め、当時は部屋がモノだらけでした。


 モノを捨てるようになったきっかけは、2021年にたまたまYouTubeで見た動画で「家具に家賃を払っている」という言葉を聞いたこと。それまで「広い部屋に引っ越したい」と考えていたえまけーさんですが、「毎月の家賃のうち相当な割合を『物置場代』として払っているのかも」という考えに変わり、ここから断捨離スイッチが入ったといいます。


 リビングは当時、テーブル、パソコンデスク、テレビ周りがモノでごちゃごちゃとしており、友だちが家に来るときは、隠すようにクローゼットにモノを押し込んでいたそうです。


 そこから「使っているか使っていないか」を基準にガンガン捨てていき、大量のCD・DVDは「もうサブスク(サブスクリプション、定額制)の時代だしな」と割り切って売却。単行本も同じく売却し、読み返したい本だけ電子書籍で買い直すようにしました。


 約2年かけて捨て続けた結果、5畳のリビングにはこたつテーブル、椅子2つ、テレビとテレビ台だけが残ることに。すっきりして一時は満足したえまけーさんでしたが、同時に「コレじゃない」という違和感が残ったと話します。モノを減らす=居心地が良くなるではない……?


 モノを減らしすぎた結果生じた違和感を経験してから、えまけーさんは「減らすだけじゃなく、癒やしを取り入れてみよう」と、初めて観葉植物をお迎えすることにします。ここで、部屋に緑があるだけで心地よさが全然違うことに気付きました。


 また、モノが減ったことで今まで見えなかった床下収納のフタ部分が気になるようになり、賃貸でも大丈夫なフロアタイルを敷いて視覚的にもすっきりさせています。そして、家族会議を経て“スタバ(スターバックス)風”にしようとコンセプトを立てて家具の買い替えを進め、現在では在宅ワークがはかどる最高の空間になったと話します。同じ部屋とは思えない雰囲気の変化にびっくり!


 続いて寝室です。当時ぬいぐるみたちの定位置になっていたというソファを2019年に処分した際は、部屋の広さに驚いたというえまけーさん。2021年には、23年間連れ添ったセミダブルベッドとお別れしました。


 モノが多かったころは、収納力バツグンな床下収納との闘いがあったと振り返ります。不要なモノをとりあえず放り込むような場所になっており、2021年に2トントラックをレンタルし、粗大ごみの持ち込みセンターで処分した合計重量はベッドも含めて180キロ。その3年後に再び床下収納の断捨離をした際も180キロを処分しており、合計で360キロに及びました。


 そこで「もう二度と床下にはモノを放り込まない」と決意し、床下収納を隠すようにフロアタイルを敷き詰めます。寝室にも観葉植物を置き、三つ折りマットレスと畳マットだけのシンプルな空間にしました。ちなみに、すべてのモノをゴミとして処分したわけではなく、ぬいぐるみなどはリサイクルショップを利用してお別れしています。


 最後にクローゼットです。以前は洋服が収まりきらないのが普通で、収納のために洋服ラックを購入。しかし、えまけーさんにとってそれは「モノを増やすスイッチだった」と振り返っています。どちらもギチギチで余白はなく、湿気がこもって洋服やバッグがカビてしまうような状況でした。


 しかし、2023年に思い切って洋服ラックをクローゼットの中に入れ、「ここに入る分だけアイテムを持つ」とルールを決めます。さらにプラスチックの衣装ケースを処分。中身は最後まで捨てるか悩むものばかりでしたが、えまけーさんは「1年間使っていないモノは手放す」をルールに断捨離を進めたといいます。


 2024年にはついに洋服ラックともお別れ。このルールのおかげで、新しくモノを買うときに「かなり慎重になりました」と話し、結果的に無駄遣いもぐっと減らせたといいます。


 えまけーさんは本気で断捨離をした3年間をあらためて振り返り、最初にモノを減らしてから必要なモノをちょっと足すというスタイルが自分に合っていたとのこと。また、モノを減らすだけでは快適にならず、「断捨離のプロセスの中で自分がどう感じたか、何に癒やされるのか、心の動きに目を向けることが一番大事だと感じています」とまとめました。


 この動画のコメント欄には「すごい変化!」「すっきりすてきです。行動力が素晴らしい」「見応えがあり面白かった」「共感することがたくさん」「まるで新しいお部屋に引っ越されたかのようです」「家の中がスッキリすると本当に気持ちも楽になりますね」「捨てるの難しい……」「私も捨て活してスッキリとした落ち着ける部屋を目指したい」といった声が寄せられています。


 今後も減らすことを目的にせず、「心地よく整える」を大切にしていきたいと話すえまけーさん。水回りのビフォーアフターや現在愛用しているアイテムのレビューなどを、YouTubeチャンネル「えまけーのミニマルな貯まる暮らし」とブログ「えまけーブログ|余白のある自由な暮らし」で発信中です。


動画提供:YouTubeチャンネル「えまけーのミニマルな貯まる暮らし」




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