今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『イスラエルの攻撃が「ピザ指数」で予知されてた件について』というゆはるさんの動画です。
6月13日未明にはじまったイスラエルによるイランへの先制攻撃。その初報の1時間前にペンタゴン(米国国防総省)周辺にあるピザ屋の注文が急増していたそうです。ネタに見せかけて結構ガチかもしれない、そんな「ピザ指数」を投稿者のゆはるさんが解説してくれました。
攻撃タイミングを予知していたとして話題になったのは、X(旧Twitter)のアカウント「Pentagon Pizza Report」のとある投稿。ペンタゴン周辺のピザ店の動向を監視しているこちらのアカウントが、テヘランへの攻撃の1時間前に「周辺ほぼすべてのピザ店で注文の急増が見られた」と画像付きで投稿したのだとか。
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特殊過ぎる用途のアカウントに視聴者からは「どんなアカウントだよ」「何でそんなアカウントが存在してるんだよ」「そんなんあるんかw」とツッコミが殺到。
この投稿のあと実際にイスラエルによる先制攻撃が開始されたとのこと。ピザの注文量で攻撃タイミングを予知するというシンプルな理論に驚きが止まりません。
ペンタゴン周辺のピザ店が忙しくなると軍事行動が起きるという理論は、「ペンタゴン・ピザメーター理論」あるいは「ペンタゴン・ピザ指数」と呼ばれています。過去には1983年のグレナダ侵攻、1989年のパナマ侵攻、1990年の湾岸戦争などでも確認されている傾向なのだとか。
このピザ指数は中々に歴史があり、その起源は冷戦時代。ソビエト連邦の諜報機関がワシントンD.C.でのピザの配達状況を監視して、アメリカの軍事行動の準備を察知しようとした「ピザ諜報」という手法がはじまりだそうです。
ちなみにペンタゴンは2025年のはじめにピザ指数に関して公式見解を出しています。建物内でピザや寿司やサンドイッチやドーナツなど様々なメニューが提供されていること、ピザ指数のタイムラインは実際の出来事と一致していないと、理論の信憑性を否定したとのことです。
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それはそれとして、本当に知られたくない軍事行動を起こす時は周辺の飲食店を使わない、という方法をとることもあり得ますね。
科学的に検証されたわけでない理論ながら今回の先制攻撃を予測したピザ指数。かなり興味深い理論とは言えそうです。
ゆはるさんによるピザ指数の解説の詳細に興味を持たれた方はどうぞ動画をご視聴ください。動画の「いいね!」ボタンを押すと補足情報を見ることができます。
視聴者のコメント
・え、なにそれは(困惑)
・手が汚れるから仕事に向いて無さそうなんだが
・ビザの利用者(渡航者)の変動だと思ったらピッツァだった…
・歴史があるのか
・全体的な経済行動の変化を見るのはアリかもしれんね
・何でそんなアカウントが存在してるんだよ
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▼動画はこちらから視聴できます▼
『イスラエルの攻撃が「ピザ指数」で予知されてた件について』
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