<DeNA0−3阪神>◇5日◇横浜
DeNAが阪神に連敗を喫し、首位とのゲーム差が7・5に広がった一方で、ドラフト4位ルーキーの若松尚輝投手(25)が希望の光をともした。
3点を追う9回に4番手としてプロ初登板。大観衆の前で堂々と3者凡退に抑え、無失点デビューを飾った。最速は150キロを計測し、プロ初奪三振もマーク。「やっとプロ野球選手として1軍の舞台でスタートが切れた。率直にうれしいです。ホームなので応援が力になりました」と初々しく笑顔を見せた。
四国IL・高知からプロ入りした北海道出身の右腕。阪神坂本や近本といった主力クラスを封じ込め「物おじしないで、自信なくしたら負けだと思ったので、自信を持って行こうと自分を奮い立たせました」と堂々たるマウンド姿だった。
これまでイースタン・リーグで先発、リリーフと幅広い役割をこなし、防御率2・81の成績を残して4日にプロ初昇格をつかんだ。試合後には三浦監督も「プロ初登板で自分の持てるものを出してくれたと思います。ボールの力も強かったですし、まず1歩というところで、いいスタートだと思います」とたたえた。
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若松は「今日のピッチングに満足しないで、これを続けたい。まずはひと試合ひと試合、チームに貢献していければ」と次を見据えた。苦しい展開の中で輝いたルーキー右腕。希望を抱かせるデビュー戦だった。
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