2025年F1第18戦シンガポールGP フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) 2025年F1第18戦シンガポールGPの決勝レースで6位〜10位のドライバーたちが日曜日を振り返った。6位〜10位のドライバーはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)、オリバー・ベアマン(ハース)、カルロス・サインツ(ウイリアムズ)だ。
■カルロス・サインツ(アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング)決勝=10位(61周/62周)18番グリッド/タイヤ:ミディアム→ソフト
「今日の状況を踏まえると、自分たちのパフォーマンスを誇りに思い、満足すべきだと思う。セーフティカーも出ないシンプルなレースで、18番手からスタートして順位を上げて、貴重な1ポイントを獲得できたんだ」
「ミディアムタイヤで他の誰よりも長く走り続けることができ、ソフトに履き替えてからのスティントではとても速く走り、何度か力強いオーバーテイクを決めることができた」
「今日はもっと上の順位を争えた可能性もあったが、全体としてはレース運びにとても満足している。今回の学びを次に生かし、これからのレースに向けて準備を進めていく」
■オリバー・ベアマン(マネーグラム・ハースF1チーム)決勝=9位(62周/62周)9番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
「本当にうれしい。1周目のインシデントで10番手に落ちた後、ニコ(・ヒュルケンベルグ/キック・ザウバー)に追い立てられた。彼はとても速かった。全体的に、最初のスティントではマシンバランスに苦戦した」
「ピットストップ後には良い方向に進み、アロンソのピットストップに時間がかかったこともあって8位を狙えるかと思ったが、残念ながら今日は彼の方が速く、彼に抜かれてしまった」
「それでもポイントを獲得できてうれしい。このポイントは重要だ。タフなトラックだが、しっかりした仕事をして、素晴らしい週末を過ごすことができた」
■ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリHP)決勝=8位(62周/62周)6番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ソフト
「この数日は厳しい戦いだったが、確かにいくつかのポジティブな要素もあった。週末を通してマシンの感触は良く、レースの最後の3分の1は力強い走りができた。ソフトタイヤは強力な攻撃力を与えてくれ、前方のマシンとの大きなギャップを詰めることができたんだ。でも残念ながら、ブレーキの問題によってオーバーテイクができず、ポイントを失うことになった」
「予選から週末全体を通してもっと上位を狙える可能性があったと思う。だから今後は、オースティンに向けて与えられたものを最大限に生かし、クリーンな週末を過ごし、できる限り多くのポイントを持ち帰ることに集中したい」
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)決勝=7位(62周/62周)10番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム
「マシンは速かった。ファーストスティントでは感触が良く、ソフトタイヤでしっかりギャップを広げることができた。予想よりタイヤが長くもったのは良いニュースだった」
「ピットストップの作業に時間がかかったが、セカンドスティントでもマシンはとても速くて、結果的に同じ順位でフィニッシュできた。バトルもいくつかあって楽しかったよ。シンガポールでは追い抜きが簡単ではないが、僕にはタイヤの優位性もあったんだ」
「他のドライバーたちはセカンドスティントでハードを履くなか、僕はミディアムで走った。チームが良い判断をした。そのおかげでオーバーテイクのチャンスが得られた」
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリHP)決勝=6位(62周/62周)7番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
「本当に難しいレースだった。残念ながら、この週末全体を象徴する内容だったと思う。金曜日からずっと、マシンの正しい感触をつかむのに苦戦しており、望んでいた形ですべてをまとめることができなかった。今日もトラフィックの中ではポジションを上げるのがほぼ不可能で、冷却の問題にも対処しなければならなかった。残念ながら、この最終結果は今の僕たちの実力を正確に反映している」
「ここ2戦でさまざまな困難に直面しているので、今はそれを詳細に分析し、再び改善できるようにする必要がある。目標は、次戦アメリカでの戦いに向けてより良い準備を整え、主要なライバルたちと再び競える状態にすることだ」
[オートスポーツweb 2025年10月07日]