広島のサンドロ・ファビアン外野手(27)とエレフリス・モンテロ内野手(27)が7日、母国ドミニカ共和国への帰国の途についた。ともに来日1年目から打線の中軸を担い、来季も契約更新が見込まれる2選手。ともに来日1年目の手ごたえを口にしながら、2年目に向けた意気込みを口にして日本を後にした。
ファビアンはチーム最多タイの138試合に出場し、打率2割7分6厘、17本塁打、65打点をマークした。本塁打数、打点数はいずれもチーム最多で貴重な得点源となった。「結果より、いい経験になった。日本に来る前はもっとできるかできないか分からなかったけど、1年やって(来年は)もっとできる自信はあります」。同郷のモンテロだけでなく、日本人選手とも溶け込み「日本を離れて寂しくなるけど、すごくいいチームだと思う。体をリフレッシュした後、来年の準備を始めます」と再会を約束した。
開幕直後の左脇腹痛で離脱もあったモンテロは、復帰後には4番を任せられるなど打率2割5分5厘、9本塁打、41打点を残した。「日本のプロ野球を見てすごく勉強した。今年の結果は、自分のできるものじゃない。もっともっと、2倍ぐらいできる。長打、ホームランをもっと打てる。だから、いい準備をしないといけない」。2桁本塁打に届かず、物足りなさを感じている。シーズン最終盤には指揮官から直接指導を受けた「新井打法」を帰国した母国でも磨き、2年目の爆発につなげたい。
また、来季3年目の契約が流動的なテイラー・ハーン投手(31)も米国への帰国の途についた。
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