GTエントラント協会主催もてぎ合同テストは2日目もドライ。24台が精力的に周回を重ねる

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2025年10月07日 19:40  AUTOSPORT web

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2025 もてぎGTE合同テスト WedsSport ADVAN GR Supra
 10月7日、栃木県のモビリティリゾートもてぎでGTエントラント協会が主催する合同テストの2日目のセッションが行われ、GT500クラスはWedsSport ADVAN GR Supraの1台、GT300クラスは23台が走行した。この日もドライコンディションに恵まれ、WedsSport ADVAN GR Supraは午後に1分37秒241を記録。GT300クラスは午前にModulo NSXが記録した1分47秒240がこの日の最速となった。

 今季最終戦の舞台であるモビリティリゾートもてぎで10月6日からスタートしたGTエントラント協会主催の合同テストは、10月7日に2日目のセッションが行われた。ブリヂストンを履くGT500クラスの4台が初日で走行を終えたことで、GT500クラスはWedsSport ADVAN GR Supraの1台のみが参加。GT300クラスは前日と変わらず23台が参加した。

 またこの日はタイムスケジュールが変更され、全体の走行時間、GT300が先にコースインし、途中混走、最後にGT500という流れは変わらなかったが、GT500、GT300の混走の時間が増え、両クラスとも走行時間が増えることになった。

 午前は今回R&D SPORTが持ち込んだSTI S001が走行せず、午後はプログラムを終えていたD'station Vantage GT3が走行しなかったため、GT300クラスはそれぞれ22台が走行を重ねたが、赤旗中断は午後のGT300走行終了時にseven × seven PORSCHE GT3Rがストップしたのみで、時折日射しが差す曇り空のもと、平日にも関わらず多くのファンが訪れ走行を見守るなか、各チームは精力的に周回を重ねていった。

 唯一のGT500となったWedsSport ADVAN GR Supraは、午前は80周、午後は81周と非常に多くの周回を重ね、午後に1分37秒241を記録し2日間のテストを締めくくった。GT300クラスでは、午前は今回伊沢拓也と大草りきがドライブしたNakajima RacingのModulo NSXがトップタイムを記録。LEON PYRAMID AMG、PONOS FERRARI 296が続いた。午後は第6戦SUGOのウイナーであるSyntium LMcorsa LC500 GTがトップタイムを記録し、UPGARAGE AMG GT3、PONOS FERRARI 296が続いている。

 各チームともタイヤテストがメインの目的で、ベストタイムを記録したタイミングも異なっていることから一概にタイムの比較はできないが、各チームとも終盤2戦に向けて充実した内容になった様子だった。

[オートスポーツweb 2025年10月07日]

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