ブンデスリーガで得点を量産するケイン[写真]=Getty Images バイエルンに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが、自身の将来について言及した。6日、イギリス『ガーディアン』が同選手のコメントを伝えている。
現在32歳のケインはトッテナムの下部組織出身で、2011年8月にトップチームデビューを飾った。それ以来、2023年夏に退団するまで公式戦435試合出場で280ゴール63アシストを記録した。2023−24シーズンからはドイツに活躍の場を移し、2季連続で得点王に輝くと、昨シーズンはブンデスリーガを制覇し、自身初のチームタイトルを獲得している。
今シーズンも公式戦10試合ですでに18ゴールを決めているケインの現行契約は2027年夏まで。将来的なプレミアリーグ復帰も噂される同選手だが、「より長くここに留まる可能性はある。バイエルンと話し合いはしていないが、話題が上がれば応じる用意はある」とコメント。「もちろん、今後の1年で何を達成できるかにもよるが、我々は素晴らしい時間を過ごしているし、それ以外のことは何も考えていない」と続け、バイエルンでの満足感を口にしている。
また、プレミアリーグ復帰に関しては「バイエルンに移籍した当時に聞かれたら間違いなく『戻る』と答えていただろう。でも、それから数年間が経ち、今の気持ちは落ち着いているよ。でも絶対に戻らないとも言えない」と将来については慎重に考えを重ねる方向性を示した。
しかしながら、現在はバイエルンでのプレーに集中しており「全力で取り組んでいる。契約延長の話があればその時の状況次第だが、まだ今シーズンと次のシーズンも残されている。今が最終シーズンというわけではないので、パニックになる必要もない。バイエルンの監督も好きだし、チームと僕自身が成長し、何を成し遂げられるか楽しみだと」と語っている。
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