<パ・CSファーストステージ:日本ハム5−4オリックス>◇第2戦◇12日◇エスコンフィールド
レギュラーシーズン2位の日本ハムが逆転勝ちをおさめ、2連勝で王者ソフトバンクとのCSファイナルステージ(みずほペイペイドーム)に2年連続進出を決めた。
1点を追う終盤8回2死一、二塁、フランミル・レイエス外野手(30)が右翼フェンス直撃の2点適時打を放ち、逆転した。先発の北山亘基投手(26)は4回4失点で降板も救援陣が踏ん張った。試合後の新庄剛志監督(53)の一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
「ふらついてます(笑い)」
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−喜びのあまり
「こういう試合を今日来てくれたファンのみんなと、全国のファイターズファンに見せられたっていうのが一番うれしいですね。去年もそうですけどね、万波君が(CSファーストステージで敗退まで)あと1球っていうところで打ってくれて。今日は(1点を追う8回2死一、二塁で)モーレ(レイエスの愛称)、レイエスがああいう当たりを打って。矢沢君じゃなかったらゾッとしますよね、ファーストランナーが。クッション処理も、ものすごくいい形で、すごいいいカットプレーで。矢沢君、五十幡君じゃなかったら同点止まりですからね」
−8回2死から万波が出塁後に代走細川を起用。2死だったが、まず同点を目指して
「もちろん」
−迷わず、万波を下げてでも
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「もちろん、もちろん。もう、もう誰が活躍したとか、もう誰が打たれたとか、抑えたとか(関係ない)。あと(斎藤)友貴哉君、すごかったね。びっくりするぐらいね。いやもう、ほんと自信持って投げてるところが、もう安心感というか、成長したなっていう風に見てますね」
−守護神で使うまでに、いろいろ経験を積んだのも生きている
「去年のファン感で、田中君と友貴哉君を抑えにするっていうのは間違いではなかったと、ここに来て。しっかりね、そのポジションを奪い取ったこところは、もう斎藤君の毎日の努力でつかみ取った。あとは1つアドバイスをして良くなった…それは言えないですけど(笑い)」
−ビハインドの展開でも守りを固くやったからこそ逆転につながった
「う〜ん…もうそういうの今日は、関係なしで。営業的には、明日やって勝った方がね(笑い)」
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−小村社長は大喜び
「それだったら良かった(笑い)」
−球場の雰囲気的にレイエスは打てそうだと感じたか
「いや、あそこで自分だったらフォーク待ってましたね。真っすぐを捉えたところはすごいなと思いましたね。あそこ(右翼フェンス)に飛んでいって。また、逆方向っていうところも素晴らしいし。さすがですね。さすが打点王、ホームラン王。頼りになりますね」
−去年も劇的な突破だったが、今年は接戦で2連勝。この1年の成長を感じるか
「いや、もう今年のシーズン戦ってる時には成長感じてたしね。こういう勝ち方ができるチームになってるんで。あとは(CS)ファイナルで去年の悔しさを胸に、どうやって戦って、またこっちに戻ってくるかっていうところは、選手たちがね、一番強い気持ち持ってるんで。もう信頼して臨みたいと思います」
−去年とは違う雰囲気
「さらに成長しましたね。さらに成長感じますね。もっと良くなりますよ」
−ベンチで選手たちの落ち着きぶりとかで感じるか
「なんかゲームの点の取り方というか、進め方というか。まあバントとか、そういうところはね、しっかりもっと成長しないといけないと思うんですけど、こうやって勝ってるんですから。認めてあげてもいいかなと思います」
−CSファイナル初戦まで2日空くが
「いや、もういきたいぐらいよ。明日したいぐらい。このノリでね。向こうはだいぶ(試合間隔が)空いてるわけだし。変更できるかな(笑い)」
−ソフトバンクは日本ハムの勢いが怖いのでは
「怖いというか、認めてくれてると思うんで。小久保監督もいい試合ができるだろうなっていう想像で。僕と同じ気持ちですよね。最後の最後まで、パ・リーグが、プロ野球が盛り上がってくれたらっていう気持ちは一緒ですからね」
−2戦とも接戦だったが、本拠地のファンの声援大きかった
「すごかったね、今日。すごかったです。モーレのスタンドに向かってのパフォーマンスっていうのはね、天性のものがあるんで、負けてられないなって(笑い)。負けてるか(笑い)」
−試合が終わった後、スタンドに向かって拍手
「ご声援、ありがとうございましたっていう。すごかったね、最初から。まあ明日、緊張感のある練習をして、福岡に行ってね、戦ってきます」
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