
日本ハム福島蓮投手(22)がフォークとウエートトレにこだわり、5年目の飛躍につなげる。5日、エスコンフィールドでの秋季キャンプに参加。今季は8試合に登板し無傷の5勝と結果を残した。来季へ「フォークをよりよくしたい。去年よりは良かったですが、もっと追い込んでから(バットを)振らせられるように」と思い描いた。
今季は伸びのある直球に、カットボールとフォークを交え白星を積み重ねた。だが10月16日のCSファイナルS第2戦は、8回無死一塁からソフトバンク川瀬に2球連続でフォークを見逃され、結果的に四球を与えて降板。その後決勝点を奪われた。「カットだけでは限界もある。フォークを良くしたらリスクも減らせる。千賀さんの動画を見たり握りを変えたりいろいろやっている」と話した。
さらに球威を上げるために「全体的に体をでかくして、体重は85キロを目指したい」と、今季登録から7キロ増量を目標に掲げた。元々食が細いが「しっかり食べてウエートも並行して。体重がつけば、僕の場合は球威にも直結すると思うので」。194センチの同期・達は101キロ。同様に190センチと恵まれた長身を生かすための“重力”を身につける。
年末年始は青森の実家に帰省し、年明けは沢村賞投手の伊藤も調整するエスコンフィールドを使う予定。「その都度、何かあったら大海さんに聞きたい」。エースの言葉、姿勢に学びながらステップアップを図る。【永野高輔】
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。