記者団の取材に応じる自民党国家サイバーセキュリティ戦略本部の平将明本部長=15日午後、東京・永田町の同党本部 自民党国家サイバーセキュリティ戦略本部の平将明本部長は15日、米アンソロピック幹部のマイケル・セリット氏と党本部で会談し、サイバー攻撃への悪用が懸念される同社の人工知能(AI)「クロード・ミュトス」を巡る対応を協議した。平氏によると、セリット氏は攻撃に備えた日本の取り組みに「全面的に協力したい」と語った。
ミュトスはシステムの脆弱(ぜいじゃく)性を発見する能力が高いとされ、公開先が限定されている。日本政府はメガバンクなどとの作業部会を14日に開くなど、省庁を挙げて対応に乗り出している。
セリット氏は「日本は重要視する国の一つだ」と説明したという。会談後、平氏は記者団に「できることをしっかりやっていく。世界の流れを見ても、日本は決して後れを取っているわけではない」と強調した。