
2026年4月、Googleの廉価スマホである「Pixel a」シリーズの最新モデル「Google Pixel 10a」が発売を迎えました。マイナーアップデートを遂げつつ、一括約8万円からという手頃さや7年間というOS更新期間の長さは健在。コストパフォーマンスの高さが光ります。
一方、前世代モデルの「Google Pixel 9a」を比較すると何が変わったのでしょうか。本稿では、Google Pixel 10aにおける主なアップデートについて、5つのポイントを追ってチェックしていきましょう。
●背面カメラの微妙な出っ張りが無くなった
Pixel aシリーズといえば、2025年モデルのPixel 9aで背面のカメラバーが無くなったことが話題になりました。しかし、そんなPixel 9aでも、実はカメラ部がわずかに背面から出っ張っていました。もちろん、保護ケースを装着すれば問題ないので、大部分のユーザーにとっては、さほど気になる部分ではなかったかもしれません。
|
|
|
|
しかし、2026年モデルのPixel 10aでは、そんなカメラ部のわずかな出っ張りも解消されました。保護ケースを装着しない状態でも、背面部の出っ張りを気にせずに済みます。人によっては、机に平置きしたり、タイトな衣類のポケットに収納したりする際にもストレスがなくなるのがうれしいポイントかもしれません。
●ディスプレイも堅実に進化
Pixel 10aでは、ディスプレイを保護するガラスが、Pixel 9a時代の「Gorilla Glass 3」(2013年発表)から、より強固な「Gorilla Glass 7i」(2024年発表)へとアップグレードされました。このカバーガラスは、ラボ試験レベルでは1mからアスファルトへの落下にも耐えるとされるもの。前述した保護ケース無しでも扱いやすいデザインとの相性も◎です。
また、画面輝度もPixel 9aではHDR表示時に最大1800ニト、ピーク輝度2700ニトだったのに対し、Pixel 10aではHDR表示時に最大2000ニト、ピーク輝度3000ニトに向上しています。前世代の輝度でも十分高輝度だったので、劇的な変化ではありませんが、堅実な進化を遂げています。もし数年ぶりの機種変更では、直射日光下での視認性が向上していることに、メリットを感じる機会は多いでしょう。
●節電モードでのバッテリー持ちが向上
|
|
|
|
バッテリー容量は前世代モデルから変わっていません。共に5100mAh搭載で、通常使用で30時間以上使えるとされています。
一方、「スーパーバッテリーセーバー」使用時の駆動時間は、Pixel 9aで最長100時間だったのに対して、Pixel 10aでは最長120時間と、20時間ほど伸びています。
充電に関しても、それぞれ45W以上のUSB Type-C充電器を使用することで急速充電が可能とされています。しかし、Pixel 9aの仕様表では充電速度が明記されていなかったのに対し、Pixel 10aでは約30分で最大50%充電できると明記されました。
バッテリー持ちと充電スピードに関しても、劇的な変化ではないものの、順当に進化を遂げているといった印象です。
●チップは9aと同じだが、新しいAI機能もサポート
|
|
|
|
これまでのPixel aシリーズといえば、上位モデルと同じ最新ナンバリングのチップセットを搭載していることでコストパフォーマンスの高さが際立っていました。しかし、Pixel 10aでは上位のPixel 10が搭載する「Google Tensor G5」ではなく、Pixel 9a世代と同じ「Google Tensos G4」を搭載しました。つまり、前世代モデルと処理性能自体に大きな差はありません。
ただし、型落ちチップとはいえ、AI機能は新世代のものにもいくつか対応しているのは見逃せません。カメラ機能関連では、撮影のアドバイスをしてくれる「カメラコーチ」や、集合写真で全員の表情を良いものに整える「オートベストテイク」などをチェックしておきましょう。
背面カメラの画素数(4800万画素広角+1300万画素超広角)などは前世代と変わっていません。
●価格は7万9900円〜
Pixel 10aは、ストレージ容量のバリエーションとして128GBと256GBの2モデルを用意。Googleストアでの直販価格は、128GBモデルが7万9900円(税込)、256GBモデルが9万4900円です。どちらもPixel 9aから据え置きになっています。
カラーバリエーションは、Pixel 9aがObsidian(黒系)/Porcelain(白系)/Iris(水色系)/Peony(赤系)の4色だったのに対し、Pixel 10aではLavender(水色系)/Berry(赤系)/Fog(白系)/Obsidian(黒系)/Isai Blue(青系)の5色展開となりました。なお、Isai Blueは日本限定のカラーとして5月20日に販売がスタートしました。
