2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGP シャルル・ルクレール(フェラーリ) フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1バルセロナ・カタルーニャGPの金曜日、ブレーキディスクをブレンボ製からカーボン・インダストリー製に変更してテストを行った。ルクレールはこの2戦、ブレーキに苦しんでいた。
チームメイトのルイス・ハミルトンは日本GPからカーボン・インダストリー製ブレーキディスクを使用しており、これを今回、ルクレールも採用した形だ。ルクレールは2019年にスクーデリア・フェラーリへ加入して以来、ブレンボ製のブレーキシステムを使用してきたが、モナコGPでのクラッシュによるリタイアが、決定打となったようだ。
ルクレールは、日本GPのFP1でカーボン・インダストリー製ブレーキディスクをテストしたものの、その後はすぐブレンボ製を使い続けるという決断を自ら下したと明かした。
「チームとして2台で異なる仕様を試すことを決めた。ここ2戦は、当初予想していた以上に難しいものになった。そこで今はルイスの方向へ進むことにした」とルクレールは木曜日に語った。
ルクレールは、ブレーキに求める最も重要な特性について「一貫性だ。それだけが必要なんだ!」と述べている。ブレンボ製は制動初期の食いつきが強い一方で、カーボン・インダストリー製は高温時にも性能低下が少なく、安定した制動力を提供するといわれる。
ハミルトンはブレーキ変更の経緯について、次のように説明した。
「日本でブレーキを変更した。かなり前から求めていたことだった。僕はマシンのあらゆる要素を見て、どうすれば改善できるかを常に考えている。最終的にはドライバーの準備、好み、そしてフィーリングの問題だ」
「ふたりとも、今僕がレースで使っている仕様をテストした。(その当時は)シャルルは最終的にそれを望まず、自分が使っている方を選んだ。そして今、考えを変えた」
「僕の目標は、チーム全体を向上させるための意見を提供することだ。そしてシャルルもそのチームの一員なんだ」
一方、フェラーリは今回、他のトップチームより圧倒的に多いアップデートを導入していることが分かった。FIAに申告されたアップデートコンポーネントは、フロントウイング、フロントウイングエンドプレート、ノーズ、フロアボディ、フロアボード、フロアエッジ、ディフューザー、サイドポッド/コークの8点だった。
しかしFP2でルクレールは4番手、FP1でマシンをディーノ・ベガノビッチに託したためFP2から走行したハミルトンは9番手と、初日はライバルから離される結果に終わっている。
[オートスポーツweb 2026年06月13日]