失速マグヌッセンに代わり20号車BMWが序盤をリード。トヨタはオフセット戦略で暫定首位に/ル・マン決勝1時間後

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2026年06月14日 00:20  AUTOSPORT web

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レースのスタートシーン 2026年WEC第3戦ル・マン24時間
 2026年WEC世界耐久選手権第3戦『第94回ル・マン24時間レース』の決勝が、フランス・ル・マンのサルト・サーキット(正式名称:ル・マン24時間サーキット)で始まった。

 現地時刻6月13日16時にスタートしたレースは、1時間が経過した時点で、他陣営と異なる戦略を採用しているトヨタ・レーシングの8号車トヨタTR010ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮)がリードしている。

 ハイパーポールが行われた木曜までは比較的涼しいコンディションのル・マンだったが、金曜、土曜と気温が上昇。スタート時点での気温は28度、路面温度は38度まで上昇しており、今週一番の暑さの中で決勝レースを迎えた。

 ポールポジションスタートの15号車BMW Mハイブリッド V8(BMW Mチーム WRT)は、ケビン・マグヌッセンがスタートドライバーを担当。しかし、スタート直後に2台にかわされると、以降も徐々に順位を下げていった。

 代わってオープニングラップを制したのは4番手スタートだった20号車BMWのレネ・ラスト。これに12号車キャデラックVシリーズ.Rが続いた。BMW、キャデラックという、予選から好調が続くLMDh勢が、まずはレースの主導権を握る形となった。

 14&15番手からスタートしたトヨタ・レーシングの2台のトヨタTR010ハイブリッドは、開始30分前後という早いタイミングで相次いでルーティンピットを行い、メイングループとオフセットした戦略を採用。これは第2戦スパでもトヨタが採用した戦略だ。早めのピット=短い給油時間となり、全車が1回目のルーティンを済ませた時点で、ブエミのドライブする8号車が暫定トップに、そしてマイク・コンウェイの7号車は5番手へとトラックポジションを上げることに成功している。

 以降、ピットタイミングの違いにより上位と中位を行き来する展開が予想されるが、タイミング良くスローゾーン等が導入されれば、他陣営との燃料戦略のギャップを埋めるチャンスが訪れることになる。

 全車が最初のルーティンピットを終えているLMP2クラスは、IDECスポールの28号車オレカ07・ギブソンが首位。ハリー・キングがスタートドライバーを務めている太田格之進組のプロトン・コンペティション9号車オレカは、クラス8番手で最初の1時間を終えた。

 LMGT3クラスは78号車レクサスRC F GT3(アコーディスASPチーム)がリード。木村武史がスタートドライバーを務めている57号車フェラーリ296 GT3エボ(ケッセル・レーシング)はクラス最下位を走行中だ。

[オートスポーツweb 2026年06月14日]

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