<夢の女>子どもの頃から何度も会っている謎のヒトは…【第36話まんが】#本当にあった不思議な体験

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2024年08月21日 07:50  ママスタセレクト

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【エピソード1】から読む。
前回からの続き。みなさんは「不思議な体験」をしたことはありますか? まるで狐につままれたかのような奇妙で意味がわからない、そんな体験を……。ママスタセレクトに寄せられたママたちの実際の体験エピソードをご紹介します。



みなさんは「予知夢」を信じますか? 私は小さな頃から、1人の女性の夢をよく見ていました。繰り返し夢に出てくるものの、彼女は何も話しません。ずっと家の前に佇んでいるだけなのです。いったい誰なんだろう……夢から覚めてもハッキリと覚えているその女性に、私は疑問を抱き続けていました。母に聞いても心当たりはないし、結局女性の正体は分からないまま。しかし数年が経過したある日、私はその女性に思わぬかたちで遭遇するのでした。

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小学校2年生の頃から、たまにこの夢を見るようになったのです。

特に怖いものではありません。髪の毛が肩下くらいの長さで、スーツを身にまとった女性がわが家の前に立って、ただただ家の方をジーーッと見ている夢。

あまりに何度も同じ夢をみるので、両親にも聞いたことがあります。ですが、その女性が誰なのか……分かりませんでした。

月日が流れ……私が16才のときに、両親が別れることになったのです。

原因は父の不倫でした。

憔悴しきった母を支えることで精一杯だった私は、父に対して嫌悪感を抱いていました。



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そして父が家を去る日

「何かあったらいつでも連絡してな……」

そう言ってから、迎えの車に乗り込むとき、運転席にいた女性をみて私は驚きました。

私が夢で見続けてきたあの女性が、あのときと同じスーツを着て、父の乗った車の運転席にいたのです。そう、私が夢で見続けてきた女性は、父の不倫相手だったのです。



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私がその女性の夢を見はじめたのが、小学校2年生の頃です。
父が不倫相手と出会ったのは母と別れる3年ほど前だったそうなので、私が中学生になった頃。
つまり父が出会う前に、すでに私は夢で彼女と出会っていたことになるのです……。
夢の中で何も語らず、ただただ我が家をじっと見ていた女性。
これも何かの暗示だったのかもしれません。
夢の中とはいえ何年もずっと父の不倫相手と会っていたかと思うと、思わず身震いしてしまうのでした。

【エピソード37】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本 渡辺多絵 作画・crono 編集・石井弥沙

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