2019年に大規模な火災に見舞われたフランス・パリのノートルダム大聖堂の修復がほぼ完了し、再開を記念する式典が行われました。
ノートルダム大聖堂の扉を大司教が杖で3回叩きます。そして、扉が開けられマクロン大統領らが中へと入りました。
7日に行われた再開を記念する式典には、アメリカのトランプ次期大統領のほか、次期政権で「政府効率化省」のトップに就任する実業家のイーロン・マスク氏、ウクライナのゼレンスキー大統領など各国の要人が招待されました。
フランス マクロン大統領
「ノートルダム大聖堂の鐘が再び鳴り響き、まもなくオルガンが目覚める。パリ市民にも、フランスにも、そして世界にも馴染み深い希望の音楽だ」
式典では、火災で被害を受けたパイプオルガンを“呼び覚ます”儀式も行われ、火災後、初めて演奏されました。
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大聖堂は、2019年に起きた大規模火災でシンボルだった尖塔が崩壊、屋根も焼失するなど大きな被害を受けましたが、5年半で修復はほぼ完了し美しい姿がよみがえりました。
8日からは一般のミサが再開され、年間1500万人が訪れると予想されています。