幼馴染みとの飲み会にウキウキしながら出かけていった夫。しかし帰ってきた夫の様子がおかしかったのです。
「いつも寝かしつけありがとう」
「洗濯物、俺が畳むよ」
「これ、プリン買ってきたからゆっくりしたら?」
「風呂入ったよね? 俺、風呂入りがてら掃除しちゃうね」
「明日の朝のお米、研いでないよね? 俺やっちゃうね」
いつもはしない家事をテキパキと積極的にやりはじめたのです。今までそんなに積極的に家のことをしてこなかったのに、いきなりめっちゃ動くじゃない。私は不思議に思ったのです。
家事をしまくる夫の姿に私は、ピーンときました。きっと、今夜の飲み会で後ろめたいことをしたに違いありません。しかし、夫は全否定。
すると夫は今日の飲み会での話をしはじめ、幼馴染の1人であるヒサトくんの奥さんが亡くなったというのです。
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幼馴染との飲み会から帰ってきた夫は、本当に別人のようでした。
今までだったら飲み会から帰ってきたら、テレビを観ながらうたた寝をしてしまったり、お風呂にも入らずにそのまま寝てしまったり。
私の手伝いなんてすることなく、自分のことばかりで過ごしていました。
それが一転、私を気遣ってくれる夫に変身していたのです。
なんでも、夫の友人であるヒサトくんの奥さんが亡くなられたとのこと。
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私は夫の話に耳を傾けたのでした。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・編集部 作画・よしはな 編集・石井弥沙
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